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綴った奴

死とは

作者: fortissimo

いつか自分にも訪れる、絶対の終わり。


それが、死。と自分は認識している。


何故、死ぬのか。死なねばならぬのか。


死にたくない。生きていたい。


世界いまに絶望しなければ、皆が、そう思う。



「生」の終わりは「死」。


生きている限り、付き纏う鎖。


解き放たれるには、「死」を必要とする。



生きるなら、最後に死なねばならない。


「どうせ終わる命なら、無ければ良かった」


思ったことは少なからずある。果たしてそうなのだろうか。


そうかも、知れない。と考える。


手放すには惜しいのだ。この世界は。味を、知ってしまったから。



終わりの始まり。


死する事で、善人は天国。悪人は地獄へ行くと、言われている。


まだ見ぬ世界へ、想いを馳せる。


悪い事だとは思わない。むしろ、死を受け入れるためには必要な事だと思う。


だが、死に始まりがあると考えるのは、好きじゃない。


死は、終わりでしか、無いのだから。



死に行く人は、最期に何を考えるのだろうか。


死を経験しないと、わからない事は多い気がする。


しかし、経験するにしても、「生」を奪われる。


とりあえず、精一杯生きてから、考えてみよう。


こうしている間にも、「死」は、近付いて来ているのだから。

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