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半透明&浮遊おじいとの邂逅①

「我輩は女子高生である、名はまだ無い。」というのは冗談で菅原紗良という可愛らしい名前を親からしっかりいただいてます。

でもね、全くの嘘かというとそうでもないんです。私に内在する魂の前世の名前って現代では「菅原孝標の娘」としか記録が残ってないんです。

いくら父が有名な歌人だったからって酷くないですか?彼女だって有名な文学作品を世に残したっていうのにぃ。

まぁ、残ってないものは仕方ないので気を取り直して。覆水盆に返らずですよね。


さて、前世とか魂のことを話し始めた痛い女子高生と思われた皆様、私だって昨日までは前世とかは漫画やアニメの中だけの話だと思ってましたよ。

あ、私はこの春から高校1年生となりました。中学の頃から好きな文学にどっぷりはまっておりまして、だらだら生活を謳歌してたんです。

まぁ文学といっても漫画やアニメが中心ですけどね、いわゆるオタクなもので…。話戻しますね、昨日私がベッドに転がって、「なんて素敵なジャポネーゼ」を全巻読み返していたときのことです。


「紗良や、聞こえるかね?」

急に頭に響く声に飛び起きましたよ、そりゃあもう驚いたのなんのって。

布団に包まって身を守り、ベッドの上から部屋を見回したら、見えてはいけないモノが見えちゃったんです。

平安貴族風の格好の半透明&浮遊おじいと目が合っちゃったんです。

「ぎゃー!!!」って心の中では絶叫してるのに、こういうときって声出ないもんなんですね。ガクブルしてる私におじいは状況を説明し始めました。


作中に「あれかぁ」と気づいた人はクスっと笑えたり、懐かしくなったりする小ネタを度々仕込んでいこうと思いますので、そんなところも楽しんでいただけたら幸いです。

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