第23話『市役所へ』
俺達は横浜の市役所の近くまで転移。そこから、市役所に向かう。
途中、金色のロボットである魔神が襲いかかってきたが、よけ、逃げる。
魔神を倒せるが、元は人間だ。倒すわけにいかない。
市役所の大きな建物には、魔神と黒服集団が守っていた。
「変装しましょう」
俺達は近くにあった、公衆トイレで魔神教の制服を身につけた。
俺達は、隠蔽スキルで建物を裏から潜入。
ルピナスとビナが黒服集団を眠らせていく。
俺達は市役所にある非常階段を使って、進む。
「中に入りましょう」
「ああ、わかった」
俺は建物の中に入る。
俺達は男子トイレに入る。
「どうだ? ボスの気配とかあったか?」
「そうね。10階あたりに、強い魔力を感じるわ」
「そうですね。わたしも感じます」
「うん、感じるね」
3人とも感じるようだ。
俺達は10階へと進む。
怪しまれないよう、走らず、ゆっくり進む。
そして、強い魔力を感じる部屋の前まで辿り着いた。
俺はノックする。
中から「どうぞ」と聞こえた。
俺達は中に入る。
「え?」
「やあ、空音くん」
それは見知った存在であった。
「強司が、どうしてここに!?」
「説明するから、中に入って、ここに座りなよ」
強司は笑顔で言う。
俺は言われたとおり、ソファーに座った。
「どうして、強司が、ここにいるんだ?」
「うん、そりゃあ。横浜を支配するためだよ」
「横浜を?」
「まあ、横浜を拠点に日本を、そして世界を支配するためだよ」
「マジかよ!?」
世界征服じゃねぇか!
強司はそんね、願いを叶えるために、魔神を利用しようとしているのか??
「ここで、戦うのはアレだからね、屋上い移動しよう」
そう言うと、強司は指をパチンと鳴らす。
強司と、俺達は転移した。