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竜の魔女トゥアーラ・ドレイク

 




 白銀盤の王国アリアンロッド、孤王ソロモンが大戦の褒賞として上位者より授かった美しき白銀の王国だ。

 建国と共に王は宣言した、『この王国を攻略した者に、王国の秘宝を一つ与える。』

 王はたった一人、孤独にアリアンロッドに君臨する。無謀な愚か者たちがその前に現れるのを心待ちにしながら。





 白銀盤の王国アリアンロッド手前の宿場町、ワイトベルグには様々な人間が集まる。需要に応じた商売で一儲けしようとする商人や、新たに宿屋を開業しようとやって来た者、そしてアリアンロッドに挑む無謀者だ。

 ワイトベルグにやって来て数日、この町の人間の表裏も見えて来た。日没が迫ると、アリアンロッドで今日も色を亡くさずに済んだ冒険者たちが帰ってくる。

 中には身も心も擦り減った顔の奴らもいる。きっと相当酷い目に遭ったのだろう。噂に聞く白銀盤の王国に巣食う捕食者にでも襲われたに違いない。

 おや、童が如何にもならず者な見た目の男共に殴り蹴られと酷い虐待を受けているな。全く、力のある大人が童をこうも虐めるとは関心しないな。

 窓際から離れ、うっかり冷めさせてしまったテーブルの上の一杯のカモミールティーを飲み干す。

 回路が刻まれた長手袋に鱗を引っ掛けないように手を通し、外套を羽織る。きっと荒事になるだろうから、動きやすいように長く艶やかな長い黒髪を赤いリボンで後ろで一纏めに結ぶ。

 数日ぶりにテオゴニア産の一張羅を身に纏ったが、やはり回路が刻まれた魔術装具なのもあって儂のこの身によく馴染む。

 部屋に鍵をかけ、宿屋の階段を小気味良く軋ませながら降りる。宿屋の恰幅の良い女将が笑顔で手を振るので、鍵を投げて寄越す。女将は大きな手で鍵を掴み取り、カウンターの引き出しにそれをしまった。

 長期滞在のために大枚叩いて宿泊しているので、ここの女将とはすっかり良い仲になってしまった。

 まあ、それよりもあの童を助けてやるのが先決だ。フードを被り、宿の扉を開けて通りに踏み出す。そこら中にいる人間は儂からすれば童も同然だが、あのぼろ雑巾のように扱われている小さい童の少年を助けてやろう。

 アリアンロッドから戻ってきた冒険者の隊列の中に堂々と割って入り、幼い童を殴る鬚の男の腕を掴む。

 全く酷い、身体中があざだらけで顔も腫れている。栗色の髪は長いが、男児のようだ。


「おい、童共。弱い者虐めが好きなようだな。」


「何だとこのクソアマ。人様の事情も知らねえで、なに首を突っ込んでくれてんだ。」


「おいおい、もう少し年長者を敬ったほうが良いぞ。」


 男の腕を掴む手に少し力を込めると、男は腕を引っ込める。


「おいおい、よく見たらこの女は中々上玉じゃねえか。」


 鬚の男の後ろに立っていたもう一人、少年に蹴りを入れていた痩せた体格の男がフードの中の儂の顔を下から覗き込む。ううむ、流石に気色悪い。


「なあお嬢ちゃん、俺たちの世話係をしてくれると言うならこのガキはここに捨ててやっても良いぞ。


「おー、おー、随分と元気な童だ。だが気色悪いのう。」


 右腕の手袋の回路に“円環”の信号『NiMgNeScSi NiCuNePP』を送り、手袋の外側に鱗を展開して指先へと収束させる。瞬く間にそれは長い棒状の鱗の杖へ変形した。“竜鱗笏”太古の叡智の遺物、儂の身に宿す“竜環”はまあ止むを得ず宿したのだが、魔術を介してこのように応用的できる。“円環”の遺物は有機生命体の肉体にしか作用しないが、こうやって魔術で体外への形成も可能だ。


「儂はこれからアリアンロッドに挑むのでな。この街での評判と箔が惜しかったってもんだ。ちょいと、童虐めに付き合ってくれよ。」


 “竜鱗笏”を大きく振りかぶり、まずは髭の男の顔面を思い切り殴り飛ばした。少々力を込めすぎたか、髭の男は宙を舞って路脇に停車している幌馬車の荷台に突っ込んだ。もう一人の痩せた男は驚いて腰を抜かしていた。ちょうど良い、笏の先端の竜頭の装飾で顎をど突き、頭が揺れているところをさらに『NiMgNeScSi MgNeArV』の回路で鎖状に生成した鱗で縛り付ける。


「ほらよ、一丁上がりだ。」


 さてと、幼い童を手当してやろう。随分と酷い奴らだ。こんな子を殴る蹴るして歯は欠けて、骨も折れている。それに下半身の震えがあるようだ・・・・・・本当に反吐がでる。


「あ••••••ああ。」


「おいおい、喋るんじゃないよ。口の中もズタボロだろうて。儂だけでは持ち合わせでどうにもできそうにないな。」

 

 幼い童を抱き上げて、昼間に通りで見かけた病院へと行こう。

 そう思った矢先に幌馬車が吹き飛ばされ、鬚の男が宙に打ち上がった。いったい何事だ、あの幌馬車には衝撃で破裂する何かでも積んでいたのか?

 

「誰だあああ! 幌馬車で心地良く眠っている間に人間を投げ込んで来た奴は! この狼喰らいのシグルドが容赦しないぞ!」


 刈り上げた短髪で側頭部には特徴的な刺青、彫りの深い顔つきは間違いなくノーデン人だ。そしてその戦士のシグルドが乗っていたのか。大剣を軽々と振り、敵を容易く吹き飛ばす戦いの噂は聞いたことがある。ふむ、既に名のある者の登場で辺りは恐慌状態になっているが、それにしてもあのノーデン人は面白そうではあるな。


「おい、シグルドとやら。儂だ! 儂がぶん殴って突っ込ませた!」


「ああん? 良い度胸じゃねえか小娘、叩き潰してやるよ!」

 

 シグルトは壊れた幌馬車から跳躍し、いきなり儂の頭上まで来た。既に大剣は振り上げられていて避ける猶予はなさそうだ。それに幼い童を降ろす猶予も無いな。

 仕方ない、きっと痛いだろうが受けてやるしか無さそうだ。

 

「おっと、こいつはなかなかやるじゃないか。」


「ぶっ潰れろぉ!」


 竜環の力を解放する。だが、これは神狩りや円環を宿した他の者たちが使うものとは一味違う。儂らの研究の結晶、回路を通した魔術と掛け合わした円環の使い方だ。

 回路を刻んだ装身具の外部に、本来ならば円環によって行われる肉体強化の作用を促す。そうすれば生物の諸相を宿した円環であれば体組織を外部に形成できる。外付けの肉の鎧とでも言えるだろう。

 先程の竜鱗笏を召喚した魔術は既に身に纏っている鱗を長手袋を通しての分解と、回路によって与えた形状の指示で再形成したものだ。だから損耗はそれほどでもないが、こいつは本当に身体のエネルギーを消費する。滅多に使いたいものではないんだがな。まあ、そいつをそのまま回収して身体に戻せるのは、魔術応用の利点か。疲れがなくなるわけではないんだがな。

 身に纏う全て、長手袋に袖なしの魔術のワンピース、そして下履き、あとは外套にも強硬な翠の竜鱗で覆う。

 そしてついにシグルトの大剣が私の背中に直撃する。鍛冶屋の親方がブチ切れて、作りたてホヤホヤの武器を勢いよく叩きつけたような、そんな音がした。そして何より儂の腰になかなか響く。どんなに円環で健康体を維持しても、腰痛はそのままなのはどうも不思議だ。

 だが、シグルトは鱗の鎧に弾かれたこの衝撃で大きく仰け反った。手練れであれど、こうなってしまえば立て直すのは難しい。

 幼い童を地面に降ろし、竜鱗の鎧を解くと、左腕の脇の下を通す形で竜鱗笏を生成する。それは伸びた勢いのままシグルトの股間に竜頭の装飾が直撃した。実際には鳴っていないが何が甲高い衝突音が聞こえた気がする。そして何よりシグルトは大剣を落として、声にならない悶絶で土から掘りこされたミミズのように転げ回る。心無しか、周りの衆人の男共が股間を抑えている気がする。


「おい、大丈夫か? 手応え的には童はまだ不能にはなってないと思うが。」


「ぐっ、うううう。お前のせいで俺の一族が断絶しかけたのは確かぞボケ!」


「ほれ、さっさと立て。儂はこの幼い童を病院に連れて行かねばならんぞ。これ以上の用があるならついて来い。そうだ、名乗らぬのは無礼だな、儂はトゥアーラ。トゥアーラ・ドレイクだ。」


「おい嘘だろ、お前が竜の魔女なのか!?」


 シグルトはうつ伏せのまま痛みで腰を震わせながら動揺している。なんとも情けない姿だ。それにこいつが大声で竜の魔女とか言ったせいで少々どよめきが伝染しているようだ。

 とりあえず転げ回っているシグルトは置いて行き、病院を目指そう。

 記憶を辿って病院を目指すが、周りの人間も何故か駆け出している。ううむ、一体どういうことだ? どこかで何かの特売でもやっているのだろうか。


「ま、魔女だああああ! 衛兵を呼べ、衛兵を! 竜の魔女がワイトベルグに襲来したぞおおお!」


 あっ、儂のせいだったか。全く、太古のテクノロジーを解析し、それをさらに引き出す魔術研究する魔術師だと言うのに。それを魔女呼ばわりするとは、一人ずつ片端から鱗弾を顔面にぶつけてやろうか?

 逃げ惑う人々を追い越し、街を駆け抜けて、中心区画から少し離れた病院に辿り着いた。辺りは雑木林に囲われて、なかなか雰囲気の良いひっそりとした木造の素朴な建物だ。

 流石に時間をかけすぎてしまった。この幼い童も大分衰弱している。

 扉を蹴って開け、受付の女性に駆け寄る。


「おい童! この幼い童の手当てをしたい。手伝ってくれるな?」


「ひっ、魔女! いったい何しに来たんですか!」


「手伝えって言ってんだ、この童が! こんな簡単な事を儂に二度も言わす気か?」


「ひいいい!」


 結局、怯える受付の女がどうしようもなかったので治療室に押し入り、そこの薬品などをかき集めて儂が幼い童の手当てをした。既に衰弱し始めていたが、どうにかなったようで何よりだ。肝心のこの病院の医者と受付の女は部屋の端で儂に怯えて震えているだけだった。

 そしていつの間にか、先程儂に金的を打ち抜かれたシグルトが病院にやって来ていて、かなり怒りのこもった眼で私を睨んでいた。


「おい童、黙って儂を睨んでいるだけで何もしないのか?」


「竜の魔女に安易と手を出すほど俺は馬鹿じゃねえ。アリアンロッドに挑む以前にくたばるなんざ御免だ。」


「そうかい、だが童はここに来た。」


「お前が俺に追って来るように仕向けた。どういう思惑があるのかはわかってはいないがな。」


「アリアンロッドに挑む為に、一人は不安だろう? 儂が一人で挑むことは憚れるからな。少々、道連れにできる相手を探しておった。童も簡単には死ねぬだろう。それに一目見て童は面白そうだと思えたのだ。」


 こいつがここに来た理由はわかりやすい。大方、ノーデン国内の政治闘争だ。力を示す為にアリアンロッドの秘宝を求めて来たのだろう。


「むう。色々、心外にも感じる意見だな。」


 シグルトは相変わらず酷い目つきで私を睨む。

 さて、無駄話、いやビジネスの話始めであったが、この病院はどうやらワイトベルグの衛兵たちが魔女の通報を聞いて包囲したようだ。


「童も気づいているだろうが、迷っていても後戻りはできない状況だろう。どうだ、儂に雇われないか? 白銀盤の王国アリアンロッドの王城、ファイストス城を目指すなら味方が多い方が良いだろう。しっかり雇うから、適当な口約束の信用よりも信頼できるだろう? 秘宝が得られない最悪の場合は、テオゴニアの魔術をくれてやるぞ。」


「ふむ・・・・・・だがアリアンロッドの秘宝獲得者は二百年以上もいないぞ。お前のどこにアリアンロッド攻略の自信があるんだよ。」


「なら儂の力を見せてやろう。襲ってくる捕食者や王国に囚われた色亡人に容易く負ける気がせんのでな。あの衛兵共を蹴散らしてやる。おい、そこの医者童共、迂闊に外に出るなよ。儂の攻撃に巻き込まれるからな。」


 相変わらず、この医者の童共は声をかけるたびに悲鳴をあげる。どうやら衛兵たちにもこの悲鳴が聞かれているようで、儂らの罪が不条理にも積み重ねられている。


「おい、さっさと外に出たらどうだ?少なくとも三十人以上いる衛兵を相手にして、力があるって示してみろ。」


「ほう、良い度胸だな。童の生意気さを見込んで儂の特大の一撃のひとつを見せてやろう。」


 外套を脱ぎ、幼い童の上にかける。儂の肌を見たシグルトは驚き息を呑んだ。それはそうだ、露出した肩も鱗で覆われていて、儂の竜の諸相を目の当たりにしたんだからな。まあ、この異形の姿が竜の魔女たる所以だ。

 扉を開けて外へ出ると、この街の衛兵たちが盾と槍を構えていた。


「貴様が竜の魔女か! テオゴニアの神狩りの悪魔共に列する貴様の悪行は予々聞いているぞ! だがこの街に来たのが運の尽きだ! ここで正義の鉄槌を受けさせてやる!」


 隊長らしき人物が叫んでいる。ああ、こういう手合いはよくいる奴だ。いつもは面倒だから逃げているが、今日は特別に相手してやろう。


「シグルト、お前にも魔術とはなんたるかを少し教えてやろう。テオゴニアで発明された魔術とは、太古の叡智の遺物に更なる指向性を与え、更なる力の拡張を目指す技術だ。回路と呼ばれるコードを用いて遺物の本来の役割以上に指示を与えて可能性のその先を切り開くのだよ。」


 足を開いて腰を落として半身に構え、右手を掌底の構えで後ろに引く。


「そして儂は武術を嗜んでおる。剣や槍に頼るのは無粋、この身の格闘術で憐れな自信家共の心をへし折るのが非常に快感なのでな。それに騎士や剣は嫌いだ。儂はテオゴニアの神狩りではないが、神は大嫌いだ。筋も論理も通らぬ盲目の馬鹿を、大量に増やすのだからな。」


 何か衛兵共の隊長が叫んでおるが、もう聞こえぬ。この一撃は竜の力、その巨大なものを一点に一気に放つ魔術だ。


「『CiNeCaCaAr』。」


 右手を力強く押し出し、“竜環”の膨大な全生命エネルギーを長手袋の回路導線を経由し、放った掌底から波動に変換して撃ち出す。

 通りの地面が捲れ上がり、兵士が一人、また一人と宙を舞う。盾はひしゃげ、槍は折れ、フルプレートの鎧は砕け散った。

 この病院の向かいが雑木林で良かった。木々の枝が折れて太い幹の樹木は高熱で見る夢の景色のように揺れた。

 病院の前は竜巻か何かが通過したのかと錯覚するほどの惨状に一瞬で様変わりした。


「おいおい、こんなことをするから魔女呼ばわりされるんじゃないのか?」


「あー、前はむかつく聖職者相手にやってしまったな。顔面も陥没するぐらい踏みつけたわ。」


 私の後ろで一部始終を見ていたシグルトは呆れ果てた表情で腕を組みながら壁に寄りかかっていた。


「わかった、わかった、それで俺はいくらで雇われるんだ?」


「ほう、ようやくその気になったか。どちらかと言えば、儂を敵に回したくない一心のようだが。」


「そりゃそうだ。俺にだって、求めている野望がある。悪魔に魂を売る行為だとしても、背に腹は変えられないからな。」


「そいつは結構。まずは前金で金貨三枚、成功報酬で金貨二十枚、活躍によってはもっと色を付けても良いぞ。」


 シグルトは露骨に儂に対する疑念の目を向けた。こいつ、本当に目付きが悪い。いっそこのまま強制してやろうか?


「お前、怪しんでいるな。」


「もちろんだ。そんな大貴族が雇うような桁を個人で出せる財力があるとは信じ難いし、まともな金では無さそうだからな。」


「失敬な、まともな儲けの金で長年貯金していたから使い道もなく弄んでいる儂の財産だ。こう見えて百五年も生きているからな、姿は美貌の全盛期でも、年長者は敬うべきだぞ。ってん?」


 シグルトは口を開けたまま目を見開いて固まっていた。

 しまった、迂闊に実年齢の話をするんじゃなかった。この歳まで生きる人間は理論上は存在しない。だが儂は竜環の力でこの長寿を得ているのが事実だ。儂の年齢を聞いた奴らは、大体思考が超過してこういう反応をする。弄んでも良いが、これ以上の面白みはないのが儂の見解だ。

 さて、白銀盤の王国アリアンロッドよ。お前はどのような神秘を秘めている? 秘宝はどこから? 孤王ソロモンは何者に、何を与えられた?

 神狩りが甚だしい自作自演の罠に嵌められて、連合国軍にテオゴニアごと滅ぼされて五年、儂らの太古の叡智の研究の殆どは愚か者どもに破壊し尽くされ、失われた物の数は数えきれない。

 だが儂は諦めておらんぞ。叡智は死なぬ、この白銀盤の王国の神秘に触れ、秘宝を得て、儂らがかつて設立した麗しき魔術学院を再興してやろうではないか。

 


 


 



第一話「竜の魔女トゥアーラ・ドレイク」完


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