表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

【承】連想と収束

作者: 秋暁秋季
掲載日:2025/01/01

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

創作部。の二人。

妹がどうやって言葉出しを行なえば良いのか悩む場面。

あんまり難しく考えなくて良いんですよ。

ベクトルと標準を合わせる様に。と兄さん直々に教えられた。そう思わせる様に誘導する。とも。兄さんにとっての相応しい答えは出したものの、自分の中でしっくりハマるかと言われればそんな事はなく、未だ頭を悩ませていた。

でもまた質問したところで『今少し考える事をお勧めするよ』と返ってきそうなので、暫く考えて見ることにした。

兄さんが最も言いたかった事は、言葉の粒を揃える事だ。つまり極端な話、海の物に山の物を合わせるな。ジビエを海に離したところで生きられない。という事に似ているかも知れない。相性の悪いものを組み合わせるな。そのテーマに沿った素材を取ってこい。

……でも……テーマって?


「おはよう。兄さん」

「ん。おはよう」

兄さんは何時もの様に私より少し早く起きて、珈琲を嗜んでいた。前にはスマホ。元旦という事もあって、また何かしら執筆をしていたのだろう。

兄さんは私の浮かない顔を見詰めると、僅かに口角を上げた。

「考え事?」

「……質問は何回まで付けつけてくれる?」

「別に回数の制限はないよ。ただ何度も言う様に、物を良く見て、考えた後にしてくれれば良い」

一応、お許しらしい事はお許しが出たので、私は昨日受けた『ベクトルと標準』について、今日考えた例文を交えて説明した。

テーマとは何なのか。どうすれば纏まるのか。其れがイマイチ、ピンと来ない。

「『何時も大真面目に考える』というよりは、道を外さないように頭の片隅に入れておく。という事に近いんだよ。

極端な話、『平安時代の人々が現代のステーキとかオムライスとか食べる?』、『コンシューマーゲームを扱って遊ぶ?』、異世界でそういう設定があるならば構わないけれども、普通其れを聞いたら多くの人々が違和感を覚えるだろう?」

其れは全く仰る通り。平安時代に『オムライス』は存在しない。箸はあるかも知れないけれども、箸で食べるオムライスは想像し難い。

「でも……そうだな……。慣れないうちは頭の中でもメモ書きでも良いから、連想ゲームをした方が良い。

今は巳年だから、初詣で訪れる人々の長蛇の列を『蛇の胴のよう』と私なら表すだろう。酉年ならば『山鳥の尾の様』と例えるだろう。

勿論、ハマらなければ別の言葉を持ってくるけれども、『干支の動物』と括り上げて言葉を持ってくるだろうね」

そう言うと兄さんはじっと私の顔を見る。今ので分かったか? と問い掛けて来る。

「物をよく見る事。そして考える事。連想する事。この連想するという事に掛けては数多の知識が必要になる。小説を読むだけじゃ駄目だ。漫画もアニメも曲も落語も歌舞伎も、見れる物、聞けるは一秒で良いから感じて。そして様々な場所ヘ訪れて、感性を磨き上げるんだ」

連載を意識するとどうしても会話がメインになっちゃうよ( ˙-˙ )

取り分け、一人で何か考えるよりも、人から教えを乞うものだから。


という訳で『ベクトルと標準』の言葉の意味が上手く飲み込めなかった妹のお話。

昨日のでは『分かりにくい』というご意見上がりそうだったので。


私が行っているのは大なり小なり連想ゲームです。

幻想奇譚『庭園の縮図』なんかはもろ『庭園』に決めて走りました。


茶菓子の構図が今見える庭園と同じだった。という話。


こうすると文に纏まりが出来るし、逆説に近い『閃き』を相手に渡す事が出来ます。

『なんか、そう言われて見ればそうかも』というもの。


そいでもって、これを外れると、兄さんも言った様に『平安の話してんのに、なんで現代の物が飛んできたんだよ』と相手に違和感を与えてしまう訳です。


たまにやりますよ。そういうことも。

でも考えれば『そう言えばそうかも……』と思わせる様にさせます。

(だから三味線をテーマにしたアニメのOP の『木乃伊』は脱帽でした)

ちなみにこれが出来たらもう最高峰だと思います。

故に作詞のプロには頭ガン下がりです。


じゃあその言葉は何処で拾ってくるの?

って言われたら小説だけでなく、漫画、アニメ、曲、伝統芸能、等々目に見える全てからしょっぴきます。


まずは感性を磨け。過剰な程に言葉を知れ、そこから選べ。と兄さんのお言葉です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ