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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

呪われた双子兄妹と六つの至宝の短編集

レジャー家兄弟の日常。

作者: 桜井 桜良

 この家では兄の言うことは絶対である。

そのため、家では兄に逆らうものはいない、いないがために兄が一人いなくなると弟だったものが兄となり自由奔放になり制御が聞かなくなる。


「兄さん!、流石にやりすぎ!!カイオウ兄さんに言うよ?」


「んだよ~!ちょっとくらい良いじゃん!少しは楽させてよー!!」


 そう、このように体たらくとなるのだ。

するとガチャンと言う音がなり弟たちはびくりとする。


「何だー??これは…おいアルト、オルト。俺たちがいない間何してたんだ?場合によっちゃぁお仕置きなのは分かるよな?」


「ひゃい、兄さん今帰ったの?こ、これは…えっとその…」


「あーぁ言わんこっちゃない、もうしーらね。言っとくけどカイオウ兄さんにレアン兄さん、僕じゃないよ?こいつが兄さんたちいないから好き勝手に僕たち弟を扱ったからね!!」


「あ、ずりーぞ!オルト!お前だって乗り気だったじゃね~か!」


「確かに最初は乗り気だったけど流石にやり過ぎだと思って止めたから!僕は!!」


 二人はぎゃいぎゃいと言い合いをし始める。


「だまれうるさい、アルトにオルト。とりあえずオルトは俺のもとに来い!良いな?」


 それに見かねたレアンは二人の会話を遮断させる、流石に兄の言うことは聞くのか大人しくなる二人とも。


「はい…レアン兄さん」


 オルトと呼ばれた青年は返事をした後とぼとぼとレアンのもとに行き、アルトはカイオウに腕を捕まれ引っ張られ歩いていく。


「兄さん!まっ…ごめんなさ…いや、お仕置きはいや!!あぐっ、くるしっ…ごめ、んなさっっ…カイオ…にぃさ…はぅっ、おもっ…兄さ…しん、じゃ…う…」


「そりゃ、重くしてるからなぁ…アールトお前ここ最近レアンと俺居なくなると自由に好き勝手するようになったなぁ?あぁ死なねーよ、アルトにはきつーいお仕置きが待ってるからなぁ?…じゃ、いこーっか」


 一方その頃オルトの方では…。


「兄さん?」


 オルトはレアンの膝の上でうつ伏せにされて下半身を裸丸出しにレアンによってされている。この体制に嫌な予感を過らせながら不安げにそう言う。


「なぁオルト、あんまし面倒事増やすなよ??」


 その言葉と共にバシーンと尻を叩かれ、その衝撃で目をぱちくりさせる。


「まって兄さっっ…いやっ、尻は嫌だっっ!!」


 あまりのいたさに尻を守り逃げようとするが引き戻され、やすやすと手をどかされる。


「はい逃げんな、逃げたから十回追加な?いやじゃねーよ、良いから大人しくしてろ!!でないと酷い目に合うのはお前だぞ、オルト」


「あぅっ、うーっ…ごめんなさ…ゆるし、て兄さ…」


 バシン、バシーンっとちょくで叩かれるのでオルトの尻は真っ赤である。


「あぅっ、いたっ…いたぃ、いや…いっ……ごめ、なさ…」


バシッ!!バシッ!!バシッ!!


「いたっ…いっ…たい、ごぇ…んな、さ…やぁ、いやっ…に、ぃさ…」


バシン!!ベシン!!バシッ!!バシッ!!


「やぁっ、いやぁ…やぁぁ、レア…兄さ…ご、め…んなさ、い…ごめんなさいぃ」


 十を越えたくらいから泣き出しびぃびぃと泣き言を言う弟を横目にレアンはため息をはく、それにオルトはびくりとする。すでにオルトのお尻は真っ赤になっており多少の風でも痛みを感じるそうである。


「はぁ、仕方ねーなーこれで終わりな?」


 ベシーンと最後は大きく叩くとレアンはオルトの尻を擦りなで、オルトを持ち上げる。


「ひゃんっ、兄さん?」


 オルトの顔は涙と鼻水とでぐちゃぐちゃで見てらんないくらいになっている。


「いいか?オルト、俺がお前にお仕置きをしたのは良い子になって欲しいからだ、アルトとばかりいたずらをしているといつか酷い目にあうからな?」


 レアンは再度オルトに注意をする。


「はい、兄さん」


「とりあえず尻を冷やすか」


「ねぇ兄さん、アルトは今どんなお仕置き受けてるか知ってる?」


 オルトはアルトが気になるのかそんな質問をする。


「さぁな、まぁ大丈夫だよ。酷い目にはあってるだろうけどな」


 レアンは安心させるようにオルトを撫でてそう言う。


その頃、アルトの方では


「やぁぁぁ!!、にぃちゃ…いだぃっ…やだ、ごめ…なさ…いやぁ、もう…やら、やら…ないから!」


手を縛られカイオウの膝の上に伏せに乗せられてズボンと下着を下ろされた状態でパドルを使われ尻を叩かれる。


バシィンッ、バッチィン。バシィンッ、バッチィン。バシィンッ、バッチィン。


「いだ、ぃ…やだ、ごめんなさ…もう、やら…やだぁっっ!!」


顔は涙と鼻水とでぐちゃぐちゃである、アルトはあまりのいたさに足をじたばたさせるがそれを意図も簡単に塞がれてしまう。


「ご、め…もーやだぁっ、カイオウにぃちゃ…やぁっ、やだぁ…いだいのも、やだぁ…」


バシィンッ、バッチィン。バシィンッ、バッチィン。バシィンッ、バッチィン。


「これで最後だ」


バチィーンッッ


「いつっ!!…ごめ、んなさ…おにぃ…ちゃ、ん」


カイオウはアルトの尻を擦りなでる。先ほどと違い優しい手付きである。


「反省したか?」


「した、した…もうしない、しないよ」


「よし良い子だ」


「えへへ、良い子?良い子?やったぁ」


カイオウの良い子という言葉に嬉しそうに食いつく弟はニコニコになるだった。


これが、ここ(レジャー家)での日常である。

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