バサラチーム
バサラ先輩の申し出を受けた後の数分後に昼休憩は終わり1年生は午後からは自習だったので俺はバサラ先輩と戦うことをモルクとマルに伝えるために2人を探す。ギュウも昼休憩が終わったらチームの奴らを探しに行くと言っていた。
俺は一度寮の部屋に戻るが2人は部屋にはおらず1年生訓練所に行くと2人は俺を待っているかのように訓練所で待ち構えていた。
「ど、どうしたんだ2人とも」
「どうしたもこうしたもありません。私達は鍛えにきただけですわ」
「同意。私とモルクは弱い。さっきのエキシビションを見てもあなたは私達よりかなり強いことがわかる。だから鍛える」
いや相手が弱すぎただけなんだが多分言っても納得しないんだろうなー。この2人は。
「だから3人で訓練しますわよ。1年生チームランク戦は再来週。良い成績を残すためにも私達はショウの足を引っ張らないくらいには強くならなければいけません!」
「同意。だから私達を鍛えて」
あー。それで待っていたのか。でもなー。今日は他にやること出来たからなー。
「2人とも聞いてくれ。実は」
「おー!来ていたかマスラギ君!関心関心」
俺がモルクとマルに話しかけている時に背後からバサラ先輩が俺の背中を叩く。先輩来るのはやいな。
「お。お前らがマスラギ君のチームメイトか?俺は3年のバサラだ。よろしくな」
バサラ先輩がモルクとマルに握手するのに手をだすとモルクとマルは俺を怖い目で見ながら
「先輩を連れてくるなんてやっぱりショウは謙遜しすぎですわ。流石にイラつきますわ」
「激しく同意。謙遜は私たちに対する残酷なかえし。これからは気をつけてほしい」
気をつけて欲しいとか言われてもさ。別に悪気があるわけじゃないんだよ?
「はっはっは!マスラギ君!君はモテモテで大変だな!」
どこをどう見たらそう思うのか参考に教えて欲しいよバサラ先輩。俺がバサラ先輩に対して思っているとバサラ先輩の後から身長が180センチくらいあって顔が強面の男の人ともう1人は逆に身長が小さい身長140?あるのかないのかくらいの幼女が1年生訓練所に入ってくる。幼女の方はどう顔でなんか立ち振る舞い?を大人っぽくしようとしている。
「ねー。バサラ。あたしらも暇じゃないから早くしてほしいんだけど」
「あー。悪い悪い。まだもう1チームくるから待っててくれアザー」
幼女の子に対してバサラがいう。そうか。あの子はアザーというのか。




