エキシビション 2
「それじゃ両チーム揃ったかな?」
アリサ先輩は俺たちに聞くと俺は頷き、コムは
「あーしはばりばりおーけだしー。はやくしなよー。としまのおねーさん」
舐めた口でアリサ先輩にコムが言うとアリサ先輩は腰に装備していたサーベルを鼻に当たるくらいまでに当て
「あまり先輩に舐めた口を聞かない方がいい。手が滑るかもしれないわ。生徒会長でも人間なんだから怒りという感情がないわけじゃないわ。あまり度がすぎるとあなたに対するチャンスがなくなってしまうわ」
「は、はは。仕方ないな。黙ってあげるわよ。あ、あーし、や、優しいからさ」
ぶるぶる震えながらコムは言うとアリサ先輩はサーベルをおさめて
「わかればよろしい。では特別戦闘空間に転移!」
アリサ先輩が叫ぶと俺たち6人は光に包まれて戦闘空間に転移した。
この戦闘空間は入っている奴らからすれば普通の戦闘空間らしいのだが観客が見るようで特別戦闘空間となっているらしい。
俺とアンさん、ギュウの3人チームとコム、アノー、リノの3人チームはそれなりに離れた距離で配置されていた。
「さて。んじゃ俺行くから」
「あ、待って、シ、ショウ君」
コム達に突っ込もうとする俺に対しアンさんが
「ん?なんだいアンさん」
「そ、そのー。私も、い、いくから。た、ただその、お、お願いが」
もじもじと照れながら俺に言うアンさん。行動は可愛いけど一体なんだろうか。そんな恥ずかしいことを言うのか?
「わ、私の、ち、近くにいて、欲しいの。だ、ダメかな?」
え?そんなこと?全然いいけど?
「ギュウ。俺アンさんとあいつしとめてくるからうまいこと逃げてろよ」
「うん。僕は僕でなんとかするからそっちは任せたよ」
ギュウは俺たちから離れていき俺とアンさんはコム達のいるところへ近づいていく。ある程度近づくとコムが何かの液体を飛ばしてくる。これはコムの異能か?
俺は試しに避けてみると地面に付着した液体からは煙が出ていた。
「全くよけるんじゃねーだし。あーし汗かきたくないから早く終わらせたかったのに」
「早く終わらせたいなら即終わらせてやるよ」
俺がコムに殴れる距離にまで近づきコムに殴りかかると俺の拳は俺とコムの間に割って入ってきたアノーの腹部に当たる。
「ふん!これしきのものアノーにはきかぬ!」
え?まじか。それなりに力は入れたんだが。でもアノーの腹筋真っ赤になってるぜ?
「シ、ショウくん!目を、閉じて!」
アンさんが俺に向かって叫ぶ。ん?なぜ目を閉じないといけないんだ?




