クルガ組の3人
四角いキューブを拾って学園長が
「このキューブは戦いに勝利したものが出てくることができ負けたものは勝者が解除という指示を出すまではこのキューブから出ることはできない。そして玄関にすでに集まっている3人。彼らの相手を頼む」
「学園長の護衛はどうしますか?」
「私が残るからあんたらいきな」
コウルが俺たちに言うがこいつは本当に人を守れるようなやつなのか?
「大丈夫ですよ。ショウくん。コウルの異能は守りには強いんです。攻めに対しては微妙ですがね」
「うるせぇ。一言多いぞアマス。それより早く行け。私たちは3年生や他の2年たちにバレるわけにはいかん。他の生徒たちにはわざと今日は訓練所や行動に行くことを学園長が言ったらしいからな」
コウルが俺たちに言うとペロちゃんはコウルの頭を撫でた後に
「私達があいつら拘束する前に負けちゃダメよ。おチビちゃん」
「しばくぞゴラァ!早よいけやぼけペロ!」
めっちゃ口悪。でも今のはペロちゃんも悪いし、というか聞いた本人大爆笑してるし。なんじゃこれ?
「ショウくん。気にしたら負けですよ。とりあえず僕達は玄関にいる3人を拘束に行きましょう」
俺、ペロちゃん、アマスの3人で玄関に向かうと3人、男2人と女1人が入り口で待っており
「クルガ様はどうやら学園長室に無事に行けたようね」
女が俺たちに言う。
「なぜ学園長室にクルガが入れたとでも?」
「クルガ様は学園長の匂いを覚えているらしいですから。それよりあなた達が私達の相手かしら?」
匂いでわかるとか変態じゃないか。それはさておき
「そうよ!私たち3人があんたらを拘束してあげるわ」
ペロちゃんは拘束空間のキューブを出すと
「ペーロス、ショウ、アマス!そして目の前の3人!」
ペロちゃんが叫ぶと俺たち3人と敵さん3人が拘束空間のキューブに吸い込まれた。
拘束空間に入ると中は戦闘空間のような感じだった。
「あなた達3人を殺せば私達は学園で異能使いを簡単にさらえるのかしら?」
「さぁね。それは自分で考えれば。お・ば・さ・ん」
ペロちゃんは敵の女を挑発すると女は
「ボル。バルザ。先に私がやるからあなた達は下がってなさい」
「は?てめぇに命令される筋合いは」
「黙って従えこの脳筋!」
女が男2人に向かって叫ぶと2人とも黙る。もう1人の子、筋肉見た感じそこまでないから脳筋とか酷いこと言わないでよくね?敵ながら可哀想だ。
女は敵の男2人に言った後ペロちゃんに近距離まで近づいて
「私の名前はクルガル。あなたは?」
クルガルと名乗った女性がペロちゃんを指差して言うとペロちゃんは
「ぺっ!」
クルガルの顔に唾を吐いて返事を返した。




