学園長室で
「今から講堂訓練所へと移動する。講堂訓練所には特別戦闘空間がありそこでランク戦が行われる。今週は3年生、来週は2年生、再来週は1年生とな。今日はそのための見学でもあるからな。後ショウ。お前は学園長が呼んでいたから学園長室に向かうように」
先生はそれだけ言うとクラスのみんなを講堂につれていくために廊下にならぶことを言うがアンが廊下に並ぶ前に俺のせきにまで近づいてきて。
「そ、その。ショウくん。先週はご、ごめんなさい!」
アンさんが俺に頭を下げる。いや過ぎたことだからそこまで謝る必要はないんだが
「頭を上げてくれアンさん。俺はあれだけで別に怒ったりはしないさ」
「あ、ありがとうショウくん。私が、頑張って、ク、クラスのこと、見ておくから、シ、ショウくんも学園長室で、な、何言われるかわ、わかんないけど、が、頑張って!」
アンさんが腕を前に出してぐっとする。可愛いな。しかも胸デカくてさ。目もとも前髪で隠れてて最高だよね!もう俺のタイプ!
アンさんは俺を応援した後俺は1人学園長室に向かった。
学園長室に着くとまずはドアをノックする。
コンッコン
「誰かな?」
「1年A組のショウ・マスラギです」
「マスラギ君か。入りたまえ」
俺は学園長室のドアを開けて学園長室に入るとそこにはアワロ、ペロちゃん、後2人男女生徒が1人ずついた。
「ねぇ。なんで1年のザコがこんなとこにいるの?学園長」
2人のうちの1人、女生徒が俺を指差しながら言う。女性との方はピンクの髪型で身長は140くらいの幼女みたいな体型だった。
ここはいつから幼稚園児を扱うようになったんだろうか?
「あ、あのー。学園長。つかぬことをお聞きしますが誰かの娘さんでしょうか?」
「あ?誰が幼女だゴラァ!」
誰も口には出していないんだが。よく言われるのかな?
俺は女生徒に対しながら思っているとペロちゃんは腹を抱えて笑いながら
「あはははは!ショウちゃん最高!あはは!」
「ペロ!あんた笑ってんじゃないわよ!このー!」
女生徒がペロちゃんに向かって腕をぐるぐる回しながら殴りかかるとペロちゃんは女生徒の頭をおさえて女生徒の攻撃は届かない。しかし女生徒は気付かずにそのままコントのように腕を回し続ける。
なんだろう。なんでこんな茶番を俺は見せられているんだ?
「はぁはぁ。これくらいで勘弁してあげるわ」
だからコントかって。
「私の名前はコウル・マウル。これでもあなたより歳上よ。2年生だからね」
と、歳上。まじか。




