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アワロ戦再び

「ま、待ってまて。2人で話を進めないで。なんで俺をあてにする?ペロちゃんはともかく他にも先輩がいるじゃないか。2年生や3年生に」


 俺はアワロに意見するとアワロは


「そりゃ3年生にはよぉチームランク戦とやらに集中してもらいてぇしよぉ。2年には今日俺ぁ2年の寮をぐるっと回ってきたんだがよぉ、俺がピンときそうなやつがこなかったからよぉ。あてにできんのはお前ら2人ぐらいさぁ」


 なんか嬉しいんだか悲しいんだがよくわからないが俺が当てにされるのはあんましやだな。地味にいきたいからよ。あんまし目立つとトップ企業の最前線に放り込まれるかもだからよ。なんとしても断らないと


「残念だが俺には実力」


 俺がいいかけたところでペロちゃんが俺の口を手でふさぐ。


「大丈夫よ。ショウちゃん。ショウちゃんのいいたいことはちゃんと言ってあげるから」


 ペロちゃんがウインクして俺にいう。大丈夫かな?嫌な予感しかしない。委員会決めの時みたいな。だが俺口塞がれてるからなんも言えないし。暴れてやろうかな。

 俺が暴れると予測したのかペロちゃんは俺の手足を凍らせて動かないようにする。ちきしょー!こんな時だけ異能使ってからに!こんなことされたら嫌な予感しかしないぞ!


「いいか!アワロ!よく聞け!今から言う言葉がショウちゃんの意志だ。ショウちゃんはな。お前みたいな体の汚ねぇやつが俺に指図するんじゃねぇよこの負け犬!だとさ!」


 誰もそんなこと思ってねぇしそんな酷い口調で喋ったことないぞ俺!アワロはわかるよな?俺がこんな言葉お前にははかないことはよ!

 俺はアワロに目を向けるとアワロは背中に隠していたのかこの前俺と戦った時に使った鎌を取り出し


「そうだよなぁ。やっぱ俺が頭下げるだけだなんて柄にもないことするもんじゃないよなぁ!じゃここは戦闘空間だからよぉ。俺がお前らに勝てたら手伝うってのはどうだ?」


 やっぱこうなるよねぇー!


「いいわ!私は弱いからこのショウが相手をしてくれるわ!ね!ショウちゃん!」


 ふざけんなよマジで!なんでまるなげするんだよ!

 アワロは俺に距離を詰めて鎌できりかかってきたから俺はアワロの攻撃を慌ててよける。


「今日は全力でやってやるよ。前みたいにうまく勝てると思わないことだなぁ!ショウ!」


 くそ!こうなればもうやけだ!アワロを倒してクルガ組の件、断ることにしよう!

 俺はアワロの攻撃を避けた後にアワロの顔面に殴りかかった。

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