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異能使いを狙う敵

「それはなぁ。うちの会社の奴らがよう。犯罪者もとい暗黒企業について調べる会社?らしいからだよ。俺ぁこんな格好してるからよぉ。社長とは電話でしか会話しねぇんだよ」


 可哀想なやつだ。でもその汚い格好ならまぁ社長も断るか。しかしじゃなぜアワロは働けてるんだ?脅したりしたのかジントル社を。


「俺ぁ裏路地で暴れているのをジントル社のスカウトマンにスカウトされただけだ。それで条件付きで入社した。だから俺はジントル社の社員ではあるが社に入れてもらえない。まぁ俺のことぁさておきクルガ組についてだなぁ。まずなぜクルガがこの学園を狙うのかというとなぁ。優秀な異能を使う人材がこのエンドレアス学園に集まるから。もう一つは私怨だよ」


 優秀な人材か。確かに優秀な奴らは集まってはいるな。性格に難がありまくりだが。


「私怨というのはなんだ?自分の就職先がエンドレアス学園に潰されたとか?」

「いや違う。クルガ組の頭、クルガ・ルーガはこの学園の卒業生だ。今年からよくわからない制度いれてたろぉ?あれはクルガみたいな奴を出さないためらしいぞ」


 ということはクルガは就職先でうまくコミュニケーションを取れずに失敗したわけか。


「情報によればクルガは異能は強いらしいぞ。その異能をかわれ面接にも受かったらしいんだが数ヶ月でやめたらしい。辞めた理由を弱いやつに頭を下げるなんてしょうにあわないかららしいぞぉ。こいつやべぇよな」


 ヤベェやつがやばいって言ってる。俺的には同レベだと思うが。アワロとそのクルガというやつは。


「やばいね!そのクルガってやつ。頭おかしいわね!」


 いやペロちゃん。俺からすればあなたも最近よく奇行にはしりすぎよ。


「学園長から聞いた話だとなぁ。来週からよぉ。3年生はランク戦とやらを開始するらしいなぁ。多分この情報はどっかでばれてんだよなぁ。暗黒企業は手段は選ばず何でもするからよぉう。それでここからがお前らに頼みがあるんだなぁ」

「まさか一緒に護衛しろとか言うんじゃないでしょうね」

「流石ロコ様。話がはえぇな。俺1人でも充分だと思うがよぉ。複数相手だとしんどいからよぉ。それでお前ら2人がいいと考えたんだなぁ」


 俺たち2人がいい?ペロちゃんはともかくなんで1年生の俺を?2年生や3年生の手を借りればいいじゃないか。


「ふ。私あなたのことは嫌いだけど見る目があることだけは褒めてあげるわ。アワロ」


 ペロちゃんはアワロに言うとアワロは「ありがたき幸せ」とか言って頭を下げていた。

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