モルクの身体能力強化
「私からあなたにお願いしたいことは1つ。あなたにしかできないことよ」
俺にしかできないこと?ま、まさか
「か、彼氏のフリとか?」
「それは私にメリットがあると思いますか?ショウ。今のあなたではデメリットでしかありません」
デメリットって。いいすぎでしょ。朝から毒がすごいよー。ほとんど俺が話を濁してるからだろうけど。大方予想はついてる。俺にしかできないことで今のモルクが当てにしているものは
「俺の異能か?」
「そうよ。ショウの異能よ」
はいそうですよねー。わかってましたよ。はいはい。
「俺の異能は1日1回しか使えないぞ。強化の方は」
「強化の方は?他に何かつかえるの?」
あ、やば。ステータスが見えるのは話てなかったかな。
「い、いや強化しか使えないよ。それで何でも今日?」
「何でって今日は土曜日で明日は日曜日。あなたの反動効果も1日あれば何とかなるでしょ?だからショウの身体能力を強化する異能を私に強化できるだけしなさい」
あまりいいたくはないんだが俺の異能ばかりに頼るのはやめてほしいな。
「もちろんあまり当てにしてはよいものではないとわかっていますわ。ですが私は早く強くならなければいけないのですわ。使えるものはなんでも使いますわ。たとえあまり好いていない男子の異能だろうと!」
好いていないと目の前で言うのやめてほしい。傷つくぜ!
モルクは男らしく脱ぎだそうとすると
「私から脱ぎはじめようとしてアレですが少しくらいは目をつむろうとはおもわないんですか?」
え?なら目をつむってとか言ってよ。サービスシーンとでも
「今すぐ目をつむらないと目を石でさしますわよ」
はいすいません。つむります。
俺が目をつむって数秒後にモルクが「目を開けていいですわ」という。ちなみにモルクが脱ぐ前に俺はベッドから起きてモルクにベッド渡したからね。紳士だろう俺。
さてぐずぐずしているとまた怒られそうだしさっさとやるか。
モルク・イルス
体力 50
攻撃力 30
防御力 30
素早さ 50
筋力 20
異能力 40
まぁまだ数日しか経ってないからわかるけど前回よりあまり上がってないな。仕方ないか。とりあえず
モルク・イルス
体力 50→55
攻撃力 30→35
防御力 30→35
素早さ 50→55
筋力 20→25
異能力 40
おまけでこんぐらいにまでしといてやるか。今日と明日は動けないことを覚悟した方がいいだろうな。
「終わったぞモルク」
「あら。終わりましたの。ありが、う!」
 




