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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
真暗黒企業 最終決戦編

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エピローグ 日常 3

「ショウ、モルク。会いに来た」


 モルクがマルに会えなくて寂しくしているとタイミングよくマルが会社に訪れた。


「マル!久しぶりですわ!」


 モルクは嬉しそうにマルに抱きつく。マルはモルクに抱きつき返した後に


「ショウ。久しぶり。それと社長就任おめでとう」

「おう。ありがとう。それよりお前の方こそ孤児院なんてつくって。えらいもんだな」

「ふふ。孤児院は私のやりたかったこと。私がいた孤児院は酷かったけど私が孤児院の院長である限りマル孤児院に手出しはさせない」


 マルは俺に言った後マルの背後からアンさんが現れ


「マールー!どこにいるかと思えばこんなところに!」

「ア、アン!な、なぜここに!」


 マルはアンさんが現れたことに驚く。あー。アンさん表情的にかなりキレてるなあれは。アンさんマルがいない間孤児院の子供達の面倒見てるらしいし。


「あんたがそろそろ帰ってくる頃だと思って。それであんたがよりそうなところをしらみつぶしに探していたのよ。ま、ここに寄ったのは大事な用だけど」


 アンさんは学生の時と違って自信がついて割とハキハキと喋るようになっていた。孤児院の子供をみる!と言ったときには心配していたがどうやら余計な心配のようだ。


「シ、ショウくん。ひ、久しぶり。そ、その、あのー」


 アンさんは俺の前で急にもじもじしだす。やっぱりまだなおってないのか?


「アンが喋っている今のうちに」

「まちな。逃げようとしたら潰すわよ?」


 アンさんは笑顔でマルにいう。表情は笑顔だが少し怖い。


「アン。見逃して」

「だめよ。あんた連れてくるだけ連れてきて面倒私にばかり押し付けて。ちゃんとあんたも面倒みなさい」


 アンさんはマルに言うとマルは諦めたかのように「はい」と答えた。


「ショウ。私からもおめでとう。私学生の時はショウが好きだったけど今は孤児院の子供達の方が好き。だから気にせずモルクと結婚すればいい」

「ア、アンさん!そんなこと急に言わないでくださいまし!私たちには私達のペースがありますから」


 アンさんはモルクにそれだけ言った後マルを地面に引きずって連れていく。あの2人なんだかんだ上手くいってるみたいだな。よかった。


「ショウ。みんな今は自分のやるべきことをやっていますわ。私達も今は自分のやるべきことを頑張りましょう」


 モルクは俺に言った後俺は「そうだな」と答え社長室に戻った。

 この世界は今は悪人はまだ消えたわけではないが前よりは平和になった。俺はさらにこの世界を良くするためにも精一杯がんばり生きていく。

長いこと読んでくださった方ありがとうございます

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