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エピローグ エンドレアス学園

 俺はモルクと約束をし、エンドレアス学園の復興を始めそして4年が経った。アリサの手腕のおかげで学園をなんとか復興することはできた。先に卒業したペロちゃん、キーラ、ショドウは教師になった。ペロちゃんは起業すると言っていたがアリサ先輩が「教師にならないか?」と誘うと誘うとペロちゃんは


「え?でも教師って資格がいるんじゃないの?私はバカだから資格はとれないよ」

「そんな自信満々に言うもんじゃないし少しは勉強してほしいけどまぁそこはなんとか私がするからさ。それに君がいれば学園の安全面も安心できる」


 アリサ先輩はペロちゃんに言うとペロちゃんは「しょうがないなぁ!」と言って引き受けた。絶対苦労しただろうな。アリサ先輩。

 そのアリサ先輩は無事に学園長になり今は学園の経営をしている。学園に顔を出すと大体アリサ先輩は顔が死んでる。経営に関しては大丈夫だと言っていたが問題はペロちゃんらしい。


「ペーロスを雇ったのは間違いだったかな。でも実力は確かだからなぁ。ただなぁ教えるのが下手すぎてなあ」


 アリサ先輩はため息をつきながらこの前言っていた。逆にキーラとショドウは教えるのが上手いし暇があれば業務を手伝ってくれるから助かっているらしい。

 ジーノルドはまだ起きていない。保健室で眠ったままだ。マキ先生も3年間ずっとジーノルドの看病と保健室の先生をしている。

 マルは卒業と同時に旅に出た。そして卒業してから3ヶ月後に学園にまで帰ってきてエンドレアス学園の近くに孤児院を建てた。そこで旅をしていた際に身寄りのない子供を拾って孤児院で面倒を見ていた。孤児院にはアンさんもいた。アンさんが孤児院にいる間はマルは旅に出てふらりと帰ってきて子供を預けるの繰り返しらしくマルはアンさんにたまに殴られていた。「連れてきてばかりではなく面倒もちゃんと見なさい!」と。まさにど正論だ。

 俺もマルの孤児院にたまに寄って子供達に癒されたりしている。ゼムとオードに関してはあのアーネとの戦いの後姿を見ていない。アリサ先輩に聞いたら


「あの2人ならやることをしているよ。でもゼムはすぐに自由になるとか言っていたから今は1人でずっとある人の監視をしていると思うよ」


 俺はアリサ先輩にそう聞きオードとゼムはとりあえず生きているならよかったと一安心した。あの2人がどこかでくたばるようなたまではないけどどこに行くかくらいは言ってほしかった。

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