どん底
オードが俺に謝った後そのまま気絶し、俺はオードとオードが生かした人を抱えアモウの空間に入り俺が入った後からアモウも俺の後に続く。俺がアモウがつなげた空間に入った先はエンドレアス学園の入り口だった。俺達が転移した後にモルクの兄さんのモロウがいた。
「ショウ君。無事か?」
「モロウさん。無事でしたか」
俺はモロウさんに言うとモロウさんは
「それは嫌味か?私はアーネには招待されていない。だから学園でずっと君たちの帰りを待っていた。かなりの人がいなくなっているが戻って来ない奴らはどうした?」
モロウさんは俺に聞くとモロウさんに俺はありのままのことをいう。いないやつは死んでしまったことを。
「そうか。アーネとの決戦だ。死者がでないと思うのは考えが甘いこととわかっていたがまさかそんなに被害が出たとは。それに」
「それに?どうしたんですか?モロウさん」
俺はモロウさんに聞くとモロウさんは言いづらそうだったが口を開く。
「バサラが死んだのとジーノルドが重症だったのを見てからアザーが壊れたと言えばいいのか、どう言ったらいいかわからんがアザーがやばい」
モロウさんが俺に言った後エンドレアス学園の入り口にアザーとコウロが現れ
「あんたは、ショウ」
「アザー先輩。何してるんですか?早く中に入って休んで」
「ショウ、私は自主退学するわ。私にはやることができた」
アザー先輩は俺を睨みながら言う。アザー先輩の目はどす黒く光何かを憎むような目をしていた。これはまさか、
「私はこの世の悪を全て殺す。どんな悪であろうとどんな理由があろうと悪という行為にはしろうとするやつ全てを殺す。それがジーノルドの為にもなるし、バサラへのたむけにもなる。ジーノルドはマキ先生の異能をもってしてもヤバい状態と言われた。だからジーノルドが目覚めた頃には世の中の悪を潰しておく。邪魔をするならショウ。あんたでも叩きのめすわ」
アザー先輩は俺にいい、アザー先輩をとめようとするとコウロ先輩が
「ショウ君。しばらくはアザーのすきにさせてやってくれないか」
「コウロ先輩、いいんですか?」
「これは僕が不甲斐なかったからアザーがこうなってしまった。僕がもっと強ければバサラだって死なずにすんだんだ。だから僕はアザーを止めることはできない。でも守ることはできる。だから僕はアザーと行くよ」
・・・コウロ先輩がそこまで言うなら、俺もバサラ先輩を守れなかったから。




