連携
「ま、まぁ今回はわ、私のミスでしたので私のつやつやお肌を見たことは不問としましょう」
部屋に入った瞬間に正座をさせられ俺はモルクに言われる。モルクの隣にはマルもいてマルもゴミを見るような目で俺を見る。
不問?玄関に入って見られた瞬間に異能で石作って俺に投げたやつがよくいうよ。
「私達より先にあなたが帰ってきていると思っていましたがまさか私達より遅いとは。どこでナンパしていましたの?」
ナンパなんてしたことないけど。なぜそんなことを聞くモルク。
「あのさ。俺ナンパしたことないし俺がしても成功すると思う」
「思う。ショウは強いから数多ひくと思う」
マル。そんな目で俺を見ていたのか。しっかし女子からもてもてか。悪くはないな!
「ショウは強いから女の子はショウを頼る人多いと思う。顔は平均的だから惚れるような人はいないと思うけど」
マ、マルさん。一言多いよ!さっきので止めてくれればよかったのに!
「で?どこにいたんですの?私とマルは軽く連携の練習をした後に戻ってきたんですけど」
え?チームのメンバーなのになんで俺も連携に入れてくれないの?おかしくね?
「何でショウは入れなかったかわかる?」
「いや。わからん。参考に教えてくれないだろうか?今後の何かの参考になるかもしれないから」
自分で言っておいてあれだが仲間はずれにされた理由を聞いて何の参考にするんだろうか?
「ショウは私達と違って強すぎる。だから私とモルクはショウの足を引っ張らないよう連携をとることにした」
「悔しいですが今の私達ではショウの足を引っ張ってしまいますわ。今日のあの腐った社会人、アワロ戦でよく思い知りましたわ。しばらくは2人で連携をとり足を引っ張らないようにしますわ。チームランク戦まで2週間後。それまでは私とマルは連携の訓練をすることにしますわ」
そうか。足を引っ張らないために俺には内緒で訓練しようとしていたわけか。確かに今の2人では俺の足を引っ張っているかもしれんがそれは仕方ないこと。俺の異能ランクはDだからそこそこいい企業に行くには他で見せつけるしかないのだ。
「それでショウ。あなたの友達はいつきますの?」
「ギュウか?わからんがそろそろ来るんじゃないか?」
俺はモルクに言うと誰かが部屋のドアをノックする。
コンコンッ
「ショウー。僕だよー。ギュウだよ。泊まりにきたよ」
「おー。ギュウか。今開けるから待ってくれ」
俺がギュウに言うとモルクとマルは自分のベッドに隠れ、2人は「こちらには入れないでね」とくぎをさしてきた。




