アーネの覚悟
「俺のことなめまくってるねぇ」
「なめてるっていうか私はあんたじゃなくてオードとけりをつけにきたの。あんたはたまたま入れただけ」
アーネはゼムに言うとゼムはアーネを強く睨み
「実力差をわからせる必要があるようだなぁ」
「話聞いてた?私はオードとケリをつけにきたの。あんたは私の子飼いとやりあってなさい」
アーネがゼムに言った後にゼムの前に急にローブを纏った人が現れ、ローブをまとった人はゼムに手に持っているナイフで攻撃する。
「この程度で俺がやれると?」
「さぁ?時間稼ぎさえしてくれればいいわ。私はオードとやりあうから」
アーネはゼムに言った後オードの目の前にまで近づくとオードは
「あなたは私に勝てると思っているの?」
「それはやってみないとわからないでしょ?いつまでも昔の私だと思っていたら死ぬわよ。オード」
アーネはオードに対し構えるとオードはアーネに触れようとするがアーネに触れるとねちょりとした泥を触ったような感覚に襲われる。
「む?」
「私もね。記憶をいじるだけの異能じゃやっていけないのはよくわかっているの。だからあなた対策で体が液状化する異能を私の体に入れたのよ。今のは部分液状化。これであなたに触れられてもあなたの異能はあまりきかないでしょ?」
「へぇ。液状化ね。でもあまり意味はないわよ。私の異能は当たればなんでもできるから」
オードはアーネに言うと液状化したアーネの腕に星型のマークが現れオードは
「爆ぜろ」
オードはアーネに言うとアーネの片腕は爆発し、片方の腕は肉片になってとび散る。
「うわ。えぐ」
「意外と冷静ですね。自分の腕が爆発したというのに」
「腕一本で騒ぐほどあっさい戦いをしてきてないもの。いつ死んでもおかしくない戦いをしてきたんだからこの程度で騒いだりはしないよ。それに」
アーネは飛び散った片腕に力を込めるとなくなった腕付近がプルプル震えたかと思えばアーネの飛び散ったはずの片腕はつけ根から勢いよく生えてきた。
「・・・そこまでやってしまったのか。アーネ」
「ま、これくらいしないとあなたには勝てないからね。体をいじくりまわすくらいの覚悟はできていたわ。私の異能は記憶をいじる。そして追加で体の部位の再生、液状化この3つが私の異能よ」
「記憶をいじるに関してはどうにかなるとしてさいせいはめんどくさいわね。どうあなたを殺そうかしら」
オードはアーネに言うとアーネはまた片腕を液状化させた。




