アーネの望み
アーネはショウとシダラを別の空間に転移させた後アーネもあらかじめ用意しておいたみずから決着をつけるべきやつのいる空間に転移する。
「かなりお待たせしたわね。オード、ゼム」
アーネは自分が用意した空間に捉えていたオードとゼムに言う。
「いいですよ。こうしてあなたから出てくるということはあなたはショウとあいつを、シダラをぶつけたんでしょ?」
オードはアーネに言うとアーネは
「ええそうよ。これで私がやりたいことはやったわ。あの2人が決着をつけてどっちが生き残るかは興味はないけどシダラが起きるにはショウを殺さないとやる気出さないでしょうしね」
アーネは呆れながら言うとオードは
「あなたはいつまでこんなくだらないことをしているんですか?私達はもう旧人類とも呼べる人種。それにショウは新たに新しい人生を歩もうとしていた。もはや私達が邪魔をする必要は」
「新たに新しい人生?それって何?私達は戦うために作られた道具のような生き物。学生に混じっていきて何が楽しいの?こんな平和で退屈な世界私は認めない。そんな世界を作ろうとするなら私は何度でもこの世界を混乱に陥れる。私達のような人間が生きやすいような世界に!」
アーネはオードに言うとオードと共に聞いていたゼムは
「くだらないなアーネ。いつまでそんなこと言っているつもり?俺たちはいい加減大人にならねぇといけねぇ。それに俺たちの中で1番頑張った、というか恩義はあるのはショウだ。だからあいつには平和な世界を楽しんで欲しい。俺たちはそれだけを思って世界を平和にしてきたのにお前がじょじょにみだすから!」
ゼムは片腕を鋼に変えアーネに殴りかかるとアーネはゼムの攻撃をよけ
「それくらいなら簡単に避けられるわ。私は確かにあなた達の中じゃ弱い方だけどあの時代を生きてきたんだから!」
アーネは腰に装備していた剣でゼムに斬りかかるとゼムは鋼化した腕でアーネの剣を砕き、腹部にパンチをくらわせる。
「ぐぅ!」
「残念ながらお前じゃ俺には勝てない。どれだけ抵抗しようが無駄だ。死ね」
ゼムはアーネの顔面にパンチを喰らわせようとするとアーネはニヤリと笑う。
「ゼム!後ろだ!」
オードはゼムに言うとゼムは背後から腹部を蹴られアーネの横に飛ぶ。
「ぐ!」
「やれなかったか。あの時代を生き抜いたから流石にそう簡単にはやれないか」
アーネは起き上がった後に言うとゼムはアーネを睨み
「お前。わざと俺の攻撃を受けていたのか?」
「そうだよ?確実にあんたをやるためにね」




