通りすがりの悪
「2人に話すことはない。大人しくうちにやられとき」
ゴーグは手を巨大化しながらもう片方の義手で2人に同時に攻撃しながら言う。
「ゴーグがその気ならまずはその義手を削りとる!」
「削りとるか。ま、やってみ!」
ゴーグは義手をスバルスに向けるとスバルスはゴーグの義手を削りとり、ゴーグの片腕は肩からなくなる。
「やるやないか。ま、うちは別に片腕でもお前ら2人なら殺せる」
ゴーグはアオとスバルスに言うがアオは容赦なくゴーグの背中を撃つ。
「お?」
「ゴーグ。いい加減演技はやめてください。本当は私達を殺す気なんてないんでしょ?」
ゴーグはアオに肩を撃たれた後に「ふ」とにやけると
「そうやな。うちは2人を殺す気はないよ。でも今回の件からはてをひいて欲しい。それだけや」
ゴーグが2人に言うと2人も攻撃するのをやめ
「殺す気はなかったのか。でもなんで今回の件からてをひいてほしいと?」
「それはアーネがヤバいやつを起こしたからだよ。あいつは多分誰も倒せない。倒せてもショウ・マスラギくらいだろうね」
ゴーグはアオとスバルスに言った後にスバルスの背後にワープゲートが出現し
「この優秀な異能。使うのが難しすぎてなかなか退屈しないなぁ。おや?ここには人がいるなぁ」
ゴーグの背後に現れた男はゴーグの姿を見た後、スバルス、アオを見てゴーグに
「君はつまらないやつだがあの2人は優秀な人材そうだなぁ。いやだ悲しい悲しいなぁ。この俺に出くわしたんだから君ら2人という優秀な人間は死にまたもつまらない世界に近づいてしまう。少しは退屈でない世界も俺という存在でつまらない世界に近づいていく」
「一体何を言っているんだか。お前の方が俺たちに殺されるんだよ」
スバルスは男に近づき攻撃しようとすると男は
「ああ。悲しい。俺は悲しいよ。君のような優秀な異能を持つ男が今ここで俺に殺されるんだから」
男はスバルスに言うとスバルスの腹部を掴んだと思えば致命傷になるくらいにえぐりとられる。
「ぐ、ふ?」
「ああ。悲しい悲しい。死んだことにも気づかずに終わってしまう優秀な人材が悲しすぎるよ」
男はスバルスに言った後スバルスは少しピクピクと痙攣した後に動かなくなった。
「あ、ああ。スバルス!スバルス!」
アオは死んだスバルスの遺体に近づくとゴーグはアオに
「アオ。お前は逃げな。うちがなんとか時間を稼ぐ。お前の異能ならなんとかできるだろ?」
「・・・ダメよ。せっかく会えたんだからまたわかれるなんていや。それに死ぬとしてもその時は一緒よ」




