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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
真暗黒企業 最終決戦編

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アワロの出来ること

「教え子は最後までちゃんと面倒みるのが先生ってもんさぁ。俺ぁ先生って言える立場かはわからねぇがなぁ」


 アワロはマルに言うとマルは


「アワロさん。あなたがどうなろうとあなたが私を鍛えてくれたことに変わりはない。あなたには恩義しかない。だから殺したくない。でも」

「それはだめだぁマル。俺のことはちゃんと殺せ。俺ぁもう長くはねぇ。俺本来の異能以外がよぉ。使わなくても俺の体蝕んでる。最後に戦えたのがお前で良かったぁ」


 アワロはマルに言うとアワロは吐血しながらさらに体の崩壊まで始まっていた。


「俺ぁあの研究者どもが死ぬまで医療カプセルで延命されていたにすぎなくてなぁ。自分でもよくもったと思うくらいさぁ。だから早くトドメを刺して、くれぇ。俺をやらねぇなら今ここで俺がお前をよぉ」


 アワロはマルに言おうとするとマルはアワロの首を掴み


「それでいい。それでいいんだぁ。なぁに罪悪感なんざ感じなくていい。俺ぁ敵だ。気にせずに殺せ」

「アワロさん。私を強くしてくれてありがとう。さようなら」

「ああ。さようならだ。強く生きろよ。お前は俺みたいにぁなるなよ」


 アワロは最後にマルに言うとマルはアワロの首を爆破しアワロは体と首から上が爆破によって別れ首は地面に転がり最後はアワロに笑顔を向けながら死んだ。

 マルはアワロを殺した後異能空間から転移するとアモウはマルに近づき


「やったんか?」

「無論。アワロさんを殺した。こんなことをさせたアーネは絶対に許さない」

「せやな。アーネは必ず殺さなあかん。でもアーネが復活させたもう1人も必ず殺さなあかんな」


 アモウはマルの肩に手を当てながら言った。




 マル達の戦いが終わった頃、また別の空間では


「ここはどこでしょうスバルス。私達はアモウのつくった空間にいたはず」


 別の空間にいた人の1人アオはもう1人いた味方のスバルスに言うとスバルスは


「そう、だな。ここは一体、う!」


 スバルスは前の戦いで負傷した傷が完全に癒えておらず傷口をおさえながらアオに言う。


「スバルス。無理はしないで。これ以上ゴーグ隊の奴がいなくなればゴーグ隊長が帰ってきた際に隊が隊としてはつかえなくなるわ」

「隊が使えなくなるって、それ以前に、俺たちはまたゴーグ隊として活動するのか?あてて」

「そう、ね。それもそうね。ゴーグ隊長がかえってきたらどうするかを考えておかないと」


 アオは考えながら言っているとアオとスバルスの前に青いローブをきた人が現れた。

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