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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
真暗黒企業 最終決戦編

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ハナノチカイ改

「真異能解放。咲きなさい」


 アリサは異能解放を解除し、真異能を使う。


「真異能まで使えるんだー。すごいすごーい」

「あまり私を舐めないでよ。真異能ハナノチカイ改」


 アリサの周りに花びらが舞い、アリサはサマに攻撃すると同時にサマの体をアリサの花びらが舞う。


「面倒ねぇ。触れたところで燃えてもあなたの体に花びらは舞い続けるし私が触れようとすればあなたの体の花びらは私をおそう。どうしようもないわね」

「どうしようもないならはやくくたばったらどう?私だって学園の生徒達が修行している間何もしてなかったわけじゃないの。最初は与えられたこの真異能も今は私は使いこなすことができる。さぁ。とっととくたばりなさい!父さん達とバサラの仇よ!」


 アリサは自らの体に舞う花びらの量を多くするとサマの体を花びらが傷つけまくりサマの体はみるみるうちに切り傷だらけになっていく。


「ふぅ。仕方ないわね。私はまだ使うつもりもなかったし本当はアリサのことは殺したくはなかったのよ?なんせアリサは私の存在を唯一認めてくれたんだから。殺すとしても捉えてから散々痛めつけて殺そうと思うくらいだったのに」

「今さらそんなことを考えていても遅いわ。だってサマ。あなたはもう死ぬんだから」


 アリサはとどめを刺さんとばかりにレイピアで突きにかかるとサマは手を前に出し


「異能解放」


 サマは異能解放というと体が変化していき人の姿をした炎をまとった姿に変化する。


「これが私の異能解放、炎衣。私に触れたものは全て燃えるわ。武器であろうと水であろうと。そして物理的なダメージはうけないわ。さぁどうする?アリサ」


 サマは顔の部分も炎で覆われていたがなんとなくだが表情的に笑っているような感じがした。


「厄介ね。これじゃ私の花が通用しないしかと言って物理が効かないか。ま、ためしてみるしかないわね」


 アリサはレイピアでサマの体を突きまくるがサマの体に穴が空いても炎ですぐに空いた穴が塞がり逆にアリサのレイピアだけが燃えていく。


「これはどうしようもないわね。どうしたらいいのかしら」

「ふ、ふふ!これで私の勝利は確定したわ。さぁどうやって生捕りにしようかしら」


 ゆっくりとサマはアリサに近づきサマがアリサに触れようとした瞬間、サマの体はもとの人の姿に戻る。


「・・・え?」

「っ!今しかない!」


 アリサはほぼ先端が溶けて無くなっていたレイピアでサマの心臓部を貫き、サマは自らの異能解放が解けたことに驚きアリサの攻撃をモロに受けた。

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