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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
真暗黒企業 最終決戦編

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タカジウ謎の行動

「お前、やりやがったな」

「は、はは。ジウも、こんなことはしたくなかった。でも、体が勝手に動いたのさ。マーベだけは、殺せ、とな」


 タカジウは顔面が潰れている状態でシデに言うとシデは斬られたマーベに近づく。


「マーベ!すまんかった!わしが守りきれず」 

「お、親父。あなたが生きている、なら、私は、死んでも、かまわ、ないさ。奴らの、目的は、多分、私の異能で閉じ込めた、キドウ、だろう、からさ。私ごとき、じゃ、ここに、転移さ、せられた時点、で、殺され、ていた、ようなも、のさ」


 マーベはピクピク痙攣しながら喋るとマーベの異能で隠れていたキドウともう1人、シベリア組の構成員があらわれる。


「ララー、ジ」

「マーベ。お前」

「親父の、ことは、まかせ、たよ。君なら、親父を守り、きれる、だろうから、さ。私は、こ、こま、で」


 そこまで言うとマーベは動かなくなりマーベの遺体を抱きしめながらシデは泣き叫ぶ。

 マーベの異能で隠れていたララージは姿を現すと倒れているキドウの体を銃で容赦なく撃ち抜く。


「マーベ。これでいいんだろ。自分の身に何かあった場合、その時俺様と出てきた喜怒哀楽とか書かれている体の人間を殺せって」


 ララージは両断されたマーベの遺体を見ながら言うとララージは次に顔面の潰れたタカジウに近づき


「お前が、お前がお前がお前が!お前がマーベを!」


 ララージは死にかけのタカジウの体に何発も弾を撃ち込み、タカジウは体が穴だらけになり最後に


「ふ、ふ、ふ。ジウ、も、こっ、けい、だな。ふくし、ゅうされ、て、最後は、終わる、なん、て。ひに、くな、もん、だ」


 タカジウは最後に大量に血を吐くとそのまま動かなくなった。

 動かなくなった後もララージはタカジウの顔面に銃を向け


「勝手に死ぬんじゃねぇ!まだ俺様はお前を、お前を!」

「もういい。やめるんじゃララージ」


 タカジウの顔面に何発も銃を撃ちまくっていたララージによりそいシデは言う。


「親父、でも、マーベが」

「すまんかった。お前とマーベはかなり仲がよかった同期だったのにな。わしが子を守れずすまない」

「おや、おや、親父。う、う、うぅぅぅ!」


 シデに言われた後ララージはその場で泣き崩れシデはララージを抱きしめた。


「いつまでも付き合ってやるから気が済むまで泣け。そして泣くだけ泣いた後はマーベの分まで強く生きるんだララージ」

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