真暗黒企業攻略会議
俺はシデ・シベリアを連れ学園の会議室に向かうとそこにはもうオードとアリサ先輩達がすでに待機していた。
「遅いですよ。シベリア組の組長」
「いやいや悪いの。遅くなって。最近事務仕事ばかりで体が鈍っていてな。久しぶりに外に出たんでゆっくりきてもうた」
シデはオードに言うとオードは
「どうやらマーベから聞いた言葉は本当だったようね」
「何を聞いたかは知らんがわしら極道も奴らに手酷くやられてな。もうどこの組がいるかは最近わからんくらいだ。シベリア組は真暗黒企業の狩りから早く逃げたおかげで犠牲は少なくすんだ」
「そう。あいつらは自分の邪魔になりそうな奴らは片っ端から消したからね。それよりあいつがまさか真暗黒企業にいるなんて本当かい?」
シデはオードに聞くとオードは頷く。
「マーベから聞いてると思うけど無敗剣士、もとい極道狩りのタカジウもいるわよ」
「そうか。タカジウがいるなら他の組の奴らがやられても納得やな」
タカジウってやつはそんなに強いのか?俺はオードに目を向けながら思うとオードが察したのか。
「人数も集まったので会議を始める。そしてまずは敵戦力、アーネが総大将としてもやつはあまり強くはない。私やショウ、ゼムなら簡単に勝てる。ただアーネのやつは私達3人よりかなり強いやつを目覚めさせた可能性があるわ。そいつの名はシダラ。私でも勝てないような男、ショウでも勝てるかどうか」
オードは俺でも勝てるかどうか言った後会議室にいたペロちゃんが
「ショウちゃんが勝てないなんてありえない!ショウちゃんは最強よ!」
「そうだそうだ!ショウは最強だ!」
ペロちゃんに続き会議室にいるギュウも言う。待ってくれ。俺は別に最強じゃ
「君たちのいいたいことはよくわかる。確かにショウは最強クラスの強さ。だけどシダラは違う意味でも別格なのよ。そこにベルベのやつがあいつの体をいじくりまわしたなんで聞いたらショウでも勝てるかどうか」
体をいじくりまわされているのか。それなら俺より強い、のか?でもやってみなきゃわからないしな。俺が最強かはさておきな。
「アーネは戦ってもいいが油断はしないように。シダラはショウ以外は戦うことを禁止する。もし戦いそうになっても逃げなさい」
オードは会議室に集まる人達に言うと会議室にいたバルクが
「あ?この俺でも勝てないってか?」
「そうよ。あなたは特に調子にのりやすいのだから遭遇した場合は即逃げなさい。あいつの存在は雰囲気でわかるから。会った瞬間に人生が終わった感覚にみまわれるから」




