午後フリータイム!
「確かにあのアワロと比べるのはあれかもしれませんわ。でも同学年であるショウ。あなたは彼とは対等、いやおそらくそれ以上なんでしょう?」
かいかぶりすぎだよ。みんな俺のことをさ。俺はただ目立たず誰にも、というよりうーん。言い方が思いつかないんだが。
「俺は上手いこと立ち回ってるだけさ。ステータスだってみんなと同じくらいさ」
「そんな言葉だけでは信用できませんわ。ショウが規格がいだということしかわかりませんわ!」
規格外か。それでいいんだろうな。俺の異能は弱いし俺自身に自分の異能で俺のステータスを上げることはできない。だがキリさんとかとの戦闘を見ればそれもわからないだろうな。それでいいか。今はいずれは俺のことも話さないとダメだろうが今はその時ではない。
「今はそれでいいよ。それにモルクやマルは協力しあえばのびしろはあるから大丈夫だよ。俺が保証する。それで話は変わって相談があるんだが」
俺は2人に聞くと2人は「何?」と答える。
「今日ギュウを部屋に泊めていいか?」
マルとモルクは見つめあって数秒後に
「今日ならいいですわ」
「同意。今日の夜なら構わない」
そ、そうか。よかった。てっきり反発されると思ったがこれで一安心だ。
「わ、わかった。ありがとう。それでこの後はどうする?俺はギュウに今日泊まりに来るのはオッケーと言った後に戻ってくるけど」
俺は2人に聞くとモルクが
「今日はマルと2人で訓練しますから大丈夫ですわ。ショウは好きにしていてくださいまし」
お、おう。なんかのけものにされて俺悲しいんだけど・・・。でも2人で訓練しあうなら俺に何か成果でも見せる気なのかな?楽しみにしてもいいのかな?なら俺は大人しく帰ろうかな。
俺はギュウのところに戻り止まりがオッケーなことを報告するとギュウは
「じゃ企業についての説明は泊まりの時に喋るな。じゃ僕はあの2人と訓練するから」
俺はギュウの肩に手をのせて「頑張れ」と親指を立てて言ってやるとギュウが「それはやってるの?」と言い返した後にアデンとジーノルドを探しに行った。
俺はギュウと別れたあと大人しく寮に戻る前に一旦教室に戻ると
「あ、あの!ショウくん!」
黒髪の目元が隠れている巨乳の女の子に話しかけられる。この子は確か
「あ、あの私ですよ?ク、クラスメイトで、お、同じ学級、い、委員の、アン・ガンチスです」
あーそうだ。アンさんだ。助けたのに忘れてたや。てへぺろ。
 




