真暗黒企業研究室
「ああ。今やっと終わったところじゃ。それでなにかようか?」
ベルベはアクツに言うとアクツは一気にベルベに近づきベルベの頭に手を当て
「ああ。要は1つだけだよ。僕とマルの目的は最初からお前らイカれた研究者の2人だからな」
ベルベの体をワープゾーンで覆い、アクツはベルベをどこかに飛ばす。
「な、貴様!何をしている!これは裏切り行為だぞ!」
「おいおいエリートならこれくらいで慌てんなや。それに安心せい。お前も今殺したるから。ベルベは呼吸できん場所に飛ばした」
アクツはハクノに言うと隠れ研究室は急に廃墟となっている場所に転移する。
「こ、これはベルベの異能がきれたということか!」
「だからそう言っているだろう。ベルベは死んだ。それで奴の隠ぺいの異能も消えたわけだ。あとは人体改造を無理矢理やりまくった犯罪研究者のお前を殺すだけだ」
アクツはハクノに言うとハクノは
「お前ら凡人風情がこのエリートを殺すだと?よく吠えたもんだ。エリートは研究だけではなく戦闘面でも優秀ということをお前らに教えてやるよ!」
ハクノは異能を使おうとするがその前にマルがハクノの顔面を掴んで持ち上げる。
「う、ぐ!離せ!実験材料ごときが!お前のような奴が気安くこのエリートにふれるなと」
「このときを。私はこの時を何年も待っていた。孤児院から逃がされたあの日からお前を殺すことを待ち望んでいた。異能学園で異能の強化を試みたけど私の異能は人には使えない。一工夫しないと。私はあえて捕まってあなたの実験材料になり異能をいじらせた。おかげで身体能力は上がったし爆破の異能も異能解放でなくても使えるようになった。全てはお前をこの手で殺す為に」
「は、離せ!はなさんか!このエリートはこの世に存在していなければ」
ハクノは抵抗しながらマルに言うがマルはお構いなしにハクノの顔面を爆破する。ハクノは顔面を爆破されたあと顔面が黒こげになりマルは動かなくなったハクノを地面に叩きつけた。死体となったハクノに対しマルは睨みつけながらうまのりになり何度も、何度も何度もハクノの顔がどうなろうと爆破をし続ける。
「お前が。お前さえいなければ孤児院のみんなはまともに生きられた!実験のせいで頭がイカれたり情緒が不安定にならずにすんだ。お前のせいで!」
アクツはマルをしばらくマルの好きなようにさせていたがある程度時間が経つと
「もうその辺にしろマル。そんなやついつまでも爆破していないでいい。お前は今後こいつの犠牲になるかもしれない奴を救ったんだ。あとはこの研究室を破壊しよう」
アクツはマルに言うと知らないうちに研究室にいたアーネが
「後始末ありがとう。その2人は用済だからどう殺すか考えていたけど手間が省けたわ」




