2人の研究者
アーネが会議室で話していたころ真暗黒企業隠れ研究室でベルベとハクノはある男の研究をしていた。
「ふぅ。このスーパーでハイパーなエリート研究者でもこいつにいろんなことをするのはほねがおれる。アーネ様は何をお考えなんだか」
「ばかもの。わしらはアーネ様に言われたようにすればいいだけじゃ。わしらのような異能研究をするものを社会の奴らや企業のクソどもは認めんかったがあの方だけは違ったんじゃ。わしらは好きなように研究するだけ。それだけじゃ」
「ですねー!ま、このエリートも別に研究さえ出来ればいいわけですから!こいつの研究は研究冥利につきますってやつだよ!アーネ様がこんないい仕事くれてエリートはまさに感謝してるさ!」
ハクノはベルベに言うとベルベは軽くため息をついて
「わしも人のことは言えんがお前さんもなかなかおかしな奴じゃの」
「おかしい?何を言ってるんだよ。このエリートは常に正常さ。ただ周りの奴がこのエリートの考えに追いつけないだけ。そうだろ?異能研究の最先端をいっていたこのエリートが唯一尊敬する存在、Dr.ベルベ」
ハクノはベルベに言うとベルベは嫌な顔をしながら
「昔の話じゃしそんな功績大したことはない。どれだけ研究しようとわしは理解されなんだからのう。そのせいでアクロバート大監獄にもぶち込まれた。じゃがそこだけは感謝せんとのう。でないとアーネ様には会えなんだからな」
「ふ。このエリートは企業で嫌がらせばかりしていたときに拾われたがな。ある研究を孤児院でしていたら犯罪者にされたからな。異能の可能性をさらに高める研究だったというのに。それに人体改造もなぜしてはいけないんだか。凡人の考えはエリートにはわからんね」
ベルベとハクノは話しながら言っているとやっとのことで2人が行っていたアーネに頼まれた作業が終わる。
「仕上げは終わったからのう。これでこいつが目覚めるのも時間の問題。昔最強と言われていた男がな。しかしこいつにいろんな異能のデータを付与して復活させろとはアーネ様は一体何を考えておるのかのう」
「ベルベ。こっちも終わった。アーネ様の直属の部隊の最終調整にアカネ空間の調整、そしてアカネゲートも」
ハクノがベルベにしゃべっていると急に真暗黒企業隠れ研究室にワープゾーンが現れる。
「な!」
「やっと見つけたよ。ベルベにハクノ。研究は終わったのか?」
隠れ研究室に現れたのはアクツとマルの2人だった。




