操られたふり
「ペーロス。こいつの両腕こおりでふさいで」
オードはペーロスに言うとペーロスは「あいあーい」と答えた後ククルスの両腕の切断面を凍らせて傷口を塞ぎ、地面に落ちているククルスの両腕を凍らせた後に砕く。
「わ、私の、私の腕」
「これでくっつけることもできないだろ。さて。はいてもらおうか?アーネが今どこにいるか」
オードはククルスに聞くとククルスは
「ま、待って。その前に、なんで私の異能の支配を受けていない、の?あなたは私の異能、支配を受けていたはず」
「言わなくてもわかるでしょ?私は支配されたフリをしていた。あなたに近づくためにね。あんたの異能はかなり厄介だから時間がかかるだろうと思って。後は一応この人らも呼んであるけどね」
オードはきていた服のポケットから小さな玉を取り出すとそれを地面に投げるとその球が割れたかと思えば中から人が出てきた。
「どもどもー。シベリア組の仮面男でナイスガイなマーベでぇす!」
小さな球から出てきた男が自分の名前を名乗って場が少ししらけたあとペーロスが
「ねぇねぇ。オード。私はこの物体を凍らせればいいの?私より目立ってるこの物体を!」
「気持ちはわからないがまぁ待て。こいつは異能に関してだけは使えるから待ちなさい」
オードがペーロスをなだめるとマーベが
「久しぶりに出てきたから第一印象大事と思って濃い自己紹介をしたのにひどい!でなんで私を呼んだの?暗黒企業の社長さん」
「残念ながら今は社長じゃない。お前には異能であいつを捉えてほしくてな」
オードはククルスを指差すとマーベはククルスを見て「へぇ」と言った後
「あの人裏社会で有名だったククルス・マドじゃん。なんでここにいるの?捕まったってきいたけど?」
「もうこの世に警察なんてものはない。事情はあとから説明するから。早くしなさい」
オードはマーベに言うとマーベは「へいへーい」と答えククルスに近づく。
「無様なもんだなあんたも。うちの先代の親父があんたにご執心だったのがよくわからないな」
「う、うるさい。く、そう。私が手をやられて、ないなら、血を流しすぎてないならあんたくらい」
「そだねー。私は異能以外は優秀じゃないからねー。人を小さなたまに閉じ込めるくらいだし。ま、そこでなら破られない限り永遠に生きていられるから。そいじゃ」
マーベがククルスに小さな球を投げようとした瞬間
「待て。そこの女をとられるわけにはいかねぇな。ダメだよなぁ」
マーベの前にワープゾーンが現れそこから男が出てきたかと思えばマーベは殴りとばされた。




