アワロVSショウ
この俺の学生服を浅いが削いだ武器は何だ?
「なんだぁ?腹裂く勢いでやったのによぉ。服をきっただけてはよぉ。やっぱお前できるやつなんだなぁ。ショウ」
やつは手に小さな鎌を持っていた。両手に小さな鎌を一個ずつなるほど。あれで俺の服を斬ったわけだ。
「この鎌いいんだぜぇ。馬鹿みたいによぉでかい鎌でこうげきするよりもよぉ。この小さい鎌で首きった方が感触があるからよぉ」
「おいおい。学生相手に使いやすい武器でしかも素手の相手に対して使うのかよ」
俺素手なのに対し奴は、アワロは鎌。流石に避けて攻撃するしかないよな。
「うらうらうらぁ!」
アワロは俺に鎌をふるいまくる。高速で?かな。多分だけどマルから見れば俺とアワロの戦いは次元が違うだろ。アワロのステータス的に。俺は普通のステータスよ?本当よ?
「楽しいなぁ!楽しいなぁ!最近のゴミどもは本当に弱かったからよぉ。一瞬で終わる奴らばっかりでよぉ。俺相手にここまで立っている奴は久々だよ!ショウ!」
「そりゃどうも!」
やべぇ。目立ちたくはないからあまり本気を出したくはないんだがちゃんとやらねえと俺多分殺されちまう!戦闘空間だから死ぬことはないが。
「手を抜こうなんて考えるんじゃねぇよ。手を抜いたら現実で首かっきるからなぁ!」
「は、は!恐ろしいことを言うやつだな!大体俺のことをかいかぶりすぎだろ」
「そんなことはねぇよ。さっきいったじゃねぇかぁよぉ。俺の攻撃を避けた奴は久々だってよお」
立っていたやつだろ。しかし意味はまぁ似たようなものか。
「異能はつかわないでいてやるよぉ。それがハンデなぁ!」
「武器持ってないやつに対して武器使うのもハンデって言える気はしないがな!」
でもキサキの時はこんな言い訳はしなかったしな。
「お前なら武器なんてなくても俺と戦えんだろぉ!ショウ」
「かいかぶりすぎだというのに。仕方ないですね。一発だけですよ」
俺はアワロに一瞬で近づく。
「な、はや」
「何を驚いているんだ?」
俺はアワロに聞くとアワロは口をぱくぱくする。なんだ俺の実力を見誤っていたのか。やはり想像より遅かったんだろ?はいわかってます。でも負ける気はしません。
「あぁ。想像以上にはやくて驚いてるんだよぉ。最高だなぁショウ!」
俺は「え?」と思いながらもアワロの腹部に思いっきりというか半分の力かな?くらいの力でパンチをくらわせてやった。




