合流
「そんな、すぐに対応、できる、わけないやん」
「そうね。だからあらかじめ服に何かをされた場合鋭利なものじゃなくて柔らかいものに変わるように最初から私のわんちゃんの異能で細工してあったのよ。これで人生に悔いは無いかしら?」
ククルスはクライスに言うとクライスはククルスの言葉を聞く前に気絶する。
「ふん。自分から聞いてきたくせに。まぁいいわ。目障りだしそろそろ死んでもらおうかしら」
ククルスがクライスにトドメを刺そうとすると
「残念だけどその子はやらせないよ。うちの生徒だからね」
クライスの前にオードが立ち、オードはククルスに触れようとするとククルスは危機感を感じたのか距離をとる。
「ほう。逃げるのか?」
「逃げたんじゃないわよオード。あんたの異能はアーネからきいているのよ」
「やはりきいているか。ならなおさら逃すわけにはいかないなぁ。お前はここで私が殺すわ」
オードはククルスに一気に近づきククルスに触れようとするがククルスは自らの異能で奴隷にした男を盾にする。
「ゲスなやつね。そんなことしかできないなんて」
「ゲスなんかじゃないわよ。使えない命を有効活用しているだけよ。戦略的と言ってほしいわね」
ククルスはそれだけ言うと自分がもと座っていた人間の椅子にまで戻って座りなおすと
「興が冷めたから逃してあげるわ。さっさと逃げなさい。それよりもそこの男と女を見殺しにして私と戦う?私はそれでも構わないけど」
ククルスが余裕そうにいうと後からきたゼムは
「オード今回はひこう。このままだとクライスが死んでしまう。それくらいにやばい傷だ。ショウの知り合いは殺されたくはないだろ」
ゼムはオードに言うとオードは不機嫌そうに
「そうね。クライスには死なれても困るしね。マダラカ。あんたも帰るわよ」
「・・・俺は1人で大丈夫。だからクライスを連れてはやく逃げろ」
マダラカはククルスの異能の奴隷に潰されながら言うとオードは
「だめよ。あんたも連れて行く。あんたは今は1人にしておくと危ないから」
「いいんだよ。俺は1人で。その方が俺は」
「馬鹿!そんな甘い奴らじゃないことはわかっているでしょ!子供みたいなことをいつまでもいうのはやめなさい!もういい加減実力差がわかる時期でしょ!」
オードは無理にでもマダラカを連れて行こうとするとマダラカを連れて行こうとするオードにククルスが
「そんな隙を見せるとだめよぉ。それにあんたら2人とそこのザコは逃すって言ったけどそこのわんちゃんは逃す気はないわよぉ」
 




