組織マーゼウスのメンバー
「ま、俺がここにいるってことはあいつもいるってことわかっているだろ?」
「オードもいるってことだろ?」
俺はゼムに言うとゼムは首を立てにふる。
「後あいつもここにいる。マダラカとクライス」
マダラカとクライス?なんでクライスも?
「なんか知らないけどクライスのやつもとびだしていたらしくてな。最初アリサに報告したらブチギレていたがまぁ面倒見ておいてくれと頼まれたよ」
「お前も色々大変だな。ところでオードは?」
「オードなら今はこのマーゼウスの生き残りの代表と会議をしている。今やマーゼウスは敵の巣窟になっていてね。とても攻めにくい状態なんだよ」
マーゼウスがせめにくい?敵だけなら倒せばいいだけだしそれにオードとお前がいるなら別に
「まぁやろうと思えばできるんだが生き残りのやつが随分お堅くてね。攻めようとすれば邪魔をしてくるのさ。俺とオードは真暗黒企業のやつ以外は殺したくもないし相手にもしたくはない。だから手をこまねいているのさ」
ゼムは俺たちに言うと組織マーゼウスの拠点付近にある小さなテント?のような場所から
「貴様らのようなエンドレアス学園の奴らの力はかりん!今回の件はこの組織マーゼウスとマダラカ、クライスの2人の協力者だけで解決する。他に手はかりん!」
テントから大きな声が聞こえ、ゼムは珍しくため息をつき
「弱いくせに頑固と言うのは1番救えないな。ほんと」
「マーゼウスのリーダーは弱いのか?」
「リーダー?かはよくわからないけど今話あってるやつは別に強い?というか普通レベルだと思うよ。パラミアート学園?とかいう場所だとかなり強かったらしいけど」
ゼムが言うとテントから俺の知らない男性が出てくる。出てきた男性は俺のいる方を見るとゼムに詰めより
「また応援をよんだのか?暗黒企業が攻めてきたときはよこさなかったくせによ」
「いやそれに関しては俺知らないから。俺にそんなこと言われてもだ。文句を言うなら前学園長に言って欲しいもんだ」
「ふん。そんなものは知らん。とにかく僕らは君らをあてにはしません。マダラカとクライスの手はお借りしますが」
なぜオードやゼム達の手は借りずにマダラカとクライスの2人だけはいいと言うんだ?よくわからないんだが。
「なぜ君はそこまであの2人だけをひいきする」
「ひいき?違いますね。マダラカは完全に復讐者の目をしています。クライスはマダラカが僕の仲間を殺さないようにみてもらうよういんだよ」




