表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
真暗黒企業 選抜ランク戦編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

463/600

選抜者

「はぁ。わかったよ。よく頼んでおくよ。後バルク。ここにいなさいよ。君を探すのも大変なんだからね。全く。せっかく案内役をつけてるのに案内役避けながら帰るとはね」

「知っているだろ?俺は指図されたりするのは嫌いなんだ。俺より弱いやつのな」


 バルクは自信満々に言うとアリサ先輩はほとほと呆れた顔をしていた。アリサ先輩もそんな役回りばかりだな。


「最後の3人だがまずはフロン。お前だ」

「え?俺?なんでや?俺は全部負けたんやけど?」


 フロンは驚いたような顔でアリサ先輩に聞くとアリサ先輩は


「君はアモウからの強い推薦だ。そしてアモウのやつは君を特別な枠として扱えと言っていた。だから君は11人目として扱う」


 え?11人目なら別に後でもよくないか?


「気をとりなおして8人目、9人目はアンとキリサキだ。そして10人目はコウロ。この10人とフロンを入れた11人で真暗黒企業攻めを行ってもらいます。これにて選抜ランク戦は終了です」


 アリサ先輩がそこまで言った後俺はアリサ先輩に真暗黒企業のことを聞こうとするとアモウが


「まちいゃショウ。わいらは今先にやることあるさかいそれが終わってからや。とりあえずは選ばれたやつ以外は帰ってもらおか」


 アモウが言うと選抜ランク戦でおちた生徒達は講堂訓練所からでていく。選抜メンバーだけが残るとアモウが指をパチンと鳴らし辺りが戦闘空間?に包まれる。


「わるいなあんさんら。わいがフロンを推薦した理由はこのためや。こいつはフロンやない」


 フロンを指差してアモウが言うとフロンは「え?」と言った後に


「何言うてるんですか。俺はフロン・テルタルですがな。何を根拠にそないなこと」

「根拠ねぇ。ま、簡単に言うたらこの空間はわいが異能で作りしたもん。殺意とかそんなもん微量でも感じれば感じとりやすくしてあるんや。なんかあったらのためにな。最初のショウとフロンの戦いの際はアーネのやろうにいっぱいくわされたけどなあんさんに関しては全然や全然。まるで殺意を隠す気がないみたいな感じやわ。姿形だけを変えることにしか意識してないからそうなるんや」


 アモウがフロン?に言った後フロン?は「ふっ」と言った後に


「そうですか。お芝居をするのも面倒ですからいいですかねぇ。いや殺意を隠せないとは俺もまだまだみたいだな。だがすまないな。俺は人に化けることが多すぎた故に自分の姿はもはやわからん。名前で言うならそうだなカメレオンと名乗っておこうか」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ