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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
真暗黒企業 選抜ランク戦編

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バルクとアリサ

「ショウちゃん。こいつ誰?」


 ペロちゃんはバルクを指差して俺に聞く。


「こいつはバルクだよ。俺は今日の相手、ショドウ先輩との戦いは割と早く終わって戻ってきたらバサラ先輩とこいつがもめてたからボコってやろうかと思っていざ戦ってみたらかなりできたよ。こいつ」


 俺はバルクに対してのことをペロちゃんにいうとペロちゃんは「へー」と言った後


「君そんなに出来るんだ?でも私君のこと見たことないんだけど」

「そりゃそうだろうな。なんせこのランク戦に呼ばれて久々にきたからな。それまでは今のアクロバート街をふらついていた」


 アクロバート街をふらついていた?まさか学生じゃ、いや停学なのか?俺が考えているとアリサ先輩が近づいてきて


「バルクは私が探して呼び戻したんだよ。入学式の時ショウとボルゴレアが揉めた以外にも問題があってね。ただバルクのはやりすぎだから私が会長権限でなかったことにしてバルクを違う問題で罪を軽くしたんだ。バルクは入学式の際行くとこの学園を間違えたところが別の学園で暴れまくったんだ」

「しょうがないだろアリサ先輩。あの学園の奴らが俺の爆発的衝動について来れなかったんだからさ。それに何度も言ったろ?正当防衛だって。あいつらから絡んできたんだからよ」


 アリサ先輩は「はぁー」とため息をついた後に


「正当防衛にも限度があるわ。それにあんたから手を出したんでしょ?いつもそうなんだから。絡んできてもメンチきられただけなんでしょ」

「よくわかってるじゃないか。だが俺の中ではメンチきってきた時点でそこから正当防衛が発生する」


 しないよ。それはお前の中だけだよ全く。すごい好戦的なやつだなほんと。


「あんたにはほとほとあきれます。腐れ縁ってのは大変ですね」

「まぁまぁそう他人行儀になるなよ。俺はあんたには感謝してるんだからよ。尊敬はしてるんだぜ?今は敵わないとはいえ昔は俺に勝ててたんだからよ」

「そうですね。今の私でもあなたに勝てるかはわかりません。ごりおしで私の異能空間を破壊するようなやつに」


 アリサ先輩がバルクを睨みながらいうとバルクは「はっはっは」と笑いながらいう。


「へー。そうなんだ。ショウちゃんが認めてアリサ先輩が勝てないくらいなら私もチャレンジしてみたいかな」

「お、いいぜ。と言いたいところだが今日はもう満足したからまた明日からな。それじゃ俺は帰るぜ」


 バルクは先に講堂訓練所から勝手に出て行きアリサ先輩が「まちなさい!」と珍しく大きな声をあげたがバルクはおかまいなしで出て行った。

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