ストースの真異能
「まだだ。まだ僕は全力でやっていないよ」
「全力を出したところでお前如きが俺に勝てると思っているのか?」
俺はストースに言うとストースは手を前に出し
「異能解放、戒めの空間」
ストースの異能空間、戒めの空間に俺は転移しストースは即座に俺を捕らえ四方八方から杭を放つ。
「そんなことをしたところで俺にはきかんとなぜわからん!」
「やってみなくちゃわからないだろうが!」
俺はストースの杭を全て砕いた後に近距離にまで近づき顔面を殴ろうとする。
「顔面陥没で今回は勘弁してやる。無用の殺しは嫌いだからな」
「僕は生徒を殺したのに君は殺さないとかとことんなめているね。なら使ってやろうじゃないか!」
ストースは俺の背後から杭で俺をつこうとしたようだが俺はストースの杭を避ける。
「ぐぅ!」
「な!お前、馬鹿なのか!」
ストースは自らの異能、杭を腹部に刺し大量に口から吐血する。腹部からもかなりの血が出ている。まさか俺には勝てないとわかってじけつするつもりか?
「はぁ、はぁ。くっそめんどい、やり方、だけど、こうしないと、使えないんだ。僕の、うちなる異能、ってやつは」
ストースは俺に言うと今度は手を前に出したかとそこに異能の杭を突き立て
「真異能、解放」
ストースが言うとストースの体から赤いオーラ?的なものが滲み溢れさらに目の色は赤色へと変化していた。
「僕の真異能を使うには僕が自分の杭で死にかけになった後に手のひらに杭を刺すというめんどくさい方法じゃないとつかえないんだよ。そして真異能を使えば僕は完全に回復する」
ストースは俺にいい、俺は確かにストースの体を見ると奴の腹部の穴はふさがっていた。
「真異能をつかえたところでなんだ?俺には勝てないだろ?」
「それはどうかな?」
ストース指をパチンと鳴らすと一瞬で俺の目の前にまで杭が生えていた。
なんだ、今の速度。俺じゃなきゃ今ので確実にやられているぞ。
「どうかな挨拶がわりの杭は。今のよりももっとはやくできるよ」
ストースはさらに指をパチンと鳴らすとさっきよりも速い速度で俺の目の前に杭が生えてきて俺はそれをすんでのところで避ける。だがストースは俺が避けても避けても何度も何度も指をパチンと鳴らし続け、杭を高速で何度も生やしてきた。
「こうして短い杭を高速でショウの前に生やした後にー」
ストースは自分のところに一本生やしていたのかそれを俺に向けて一気にぶつけてきた。
「ぐぅ!」
 




