個人ランク戦
エンドレアス学園をマエドとかいう女が襲撃し、撃退後にまた1ヶ月が経った。オードとゼムは学園長室で話していた通り2日後には旅支度をしてエンドレアス学園から出て行った。オードがいなくなった後、アリサ先輩が学園をまとめアモウが依頼を集めてきてその依頼をこなして軍資金を集めたりしていた。そういえばアリサ先輩のチームメイトの人はアモウが攫っていたらしく。アモウはアリサ先輩にチームメイトの人を返すとアリサはアモウ先輩の顔にビンタをくらわせて
「本当なら簡単には許しはしないけどあなたは学園のために貢献してくれているからこれで勘弁してあげる」
アリサ先輩がアモウに言った後アモウはビンタされた頬をおさえて「女のビンタは痛いなぁ」とぼやいていた。
アリサ先輩はオードに言われた通り、学園の生徒の選別を終えた後講堂訓練所に生徒たちは呼ばれ、講堂訓練所の壇上でアリサ先輩が
「生徒諸君。よく集まってくれた。もと生徒会長のアリサ・アリッサだ。今日君たちに集まってもらったのは他でもない。これから行うランク戦の参加者を発表するためだ」
アリサ先輩が言うと生徒達はざわつく。ざわつき始めるとアリサ先輩は「静粛に!」と大きな声でいい
「それではランク戦参加者をモニターに現す。ランク戦参加者は全部で30名。ここから10人にまで絞る!ではモニターに表示する!」
講堂訓練所にモニターがおりそこにランク戦に参加する生徒の名前が表示される。俺、ペロちゃん、キーラ、ショドウ先輩とまずは当たり前人。もちろんギュウやバサラ先輩キリさんも入っている。知らないやつの名前でいうと
「バルク・ベル、トルベ・サル、フロン・テルタルの3人は聞いたことないな。誰だろ」
とりあえずこの3人は聞いたことがないし見たこともない。2年生か3年生かな?俺は1年生しかみてないから1年生は大体覚えているんだが
「このモニターに名前が出ている30名はこのあとすぐにこの壇上にあがってくるように。他の生徒はそれぞれの訓練所に戻って修行に励んでください。それでは解散!」
アリサ先輩が言うと生徒達は講堂訓練所から出て行き、モニターにのっていた名前の生徒だけが残る。30名は講堂訓練所の壇上に上がるとそのうちの1人ペロちゃんが俺に飛びついてくる。
「ショウちゃーん!やっぱり入った!ま、当たり前だよね!」
「そうだね。ペロちゃんは入るのは当たり前だろうね。でもあいつは?セインは?」




