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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
真暗黒企業 襲撃編

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マダラカの行方

 俺たち4人が学園長室に入るとぼろぼろの状態のキーラとギュウが先に座っていた。


「キーラにギュウ!大丈夫なのか?」

「ったく。大丈夫、なわけねぇだろ。俺様は結構深傷さぁ。ギュウのやつがいなきゃ死んでたかもなぁ」

「いやいやそんなことないよ。僕はキーラ先輩がいたから生き残れているのさ」


 キーラは地面に座りながらいい、ギュウはキーラをなだめながら言う。

 2人のとこに来たやつも強いやつだったのか?


「すまないショウ。僕達のところに白衣を着た変人がきたからそいつならマルの居場所を知っているかと思ったが逃げられてしまった。本当にすまない」


 ギュウは俺に頭を下げるがそんな頭を下げることじゃない。


「仕方ないさ。マルは俺がちゃんと探すから2人は死ななければいいのさ」


 俺が2人に言うと2人は急に黙ったかと思うとゼムが


「まず嫌な報告からしよう。アモウのとこの仲間、コフレーとかいうやつが死んだらしい。アモウに聞いた話ではな。そしてマダラカの仲間、カゲルアとヤスケルも死んだ。奴はもう学園に帰ってくるきはないらしい」


 カゲルアとヤスケルが死んだ、か。あいつらとは遠足の時に少しの間だったがヤスケルはくせはあったし、カゲルアも実力的にはかなり強い方だった。そんな2人が死んだなんて・・・。ん?待て今なんか一言多かったような。


「2人が死んでマダラカはどうしたって?」

「マダラカは学園からでて行った。止めようとはしたが奴の目をみたら止めれなかったしそれに俺たちを殺す気でいた。とめたらな。死にはしないがそんな奴をとめればどんなことをしてくるかは想像ができない。できたとしても全て悪い方向にしかいかんだろ。だからとめれなかった」


 ゼムは俺に言うと俺は学園長室から出ようとする。1人で挑むなんて無謀だ!今からでも俺ならとめにいける!探す時間はかかるだろうが急いで探せば。


「だめだショウ。あいつの異能はSランク異能。人を簡単に殺せる異能。それにあいつの異能空間は自分以外は全てを殺すような異能。だから止めに行くのはだめだ。もう奴の好きにさせよう」


 ゼムは俺に言うが言っている意味がわからない。奴の異能がSランク異能?嘘をつけ!マダラカの異能は


「マダラカの異能は敵の体から水分を奪う異能だ」


 ・・・は?

 ゼムの言葉に俺は驚く。なぜゼムがマダラカの異能を知って


「俺も最初、止めようとはした。危険極まりないからな。その時奴は俺の手に触れたかと思えば俺の手から水分を奪いやがった。すぐに返してくれたがな」

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