痛みの空間 2
「余計なお世話だよ。だけどね!」
オードはマエドに一気に近づくとマエドに殴りかかる。
「そろそろ本気でやらないとね。あなたのような奴にいつまでも付き合っている暇はないのよ」
「よく言うわね。もうあなたじゃ私に痛みを与えられないと教えてあげる」
笑顔でマエドはオードに近づき、セインを攻撃した同様、一瞬だけ攻撃する手をでかくし、オードを攻撃しようとする。しかしオードはマエドの攻撃を避けた後、シャボン玉を避けながらマエドの両手、両足に触れ
「はぜなさい」
マエドの両手、両足ははじけとぶ。
「いったぁい。やっばい。両手両足がないわ。どうしよう。私死んじゃうのかしら?なんちゃ」
「なんちゃってじゃないよ。今からあなたは死ぬのよ。もう私準備運動も終わってそれなりに動いたから昔の感覚は思い出したわ。いつまでもドM女につきあってる暇はないし。死んでちょうだい」
オードはマエドに言うとマエドは珍しく睨みながら
「調子に、のらないでよ。わたしは余裕ぶってる奴とか勝利宣言する奴も嫌いなのよ!この異能空間でわたしに勝てるわけないじゃない」
「お前はわがままなドM女だなあ。自分の思い通りにならないとそんなに腹が立つならさっさとわたしを殺してみなさい」
オードはマエドを煽るとマエドは
「お望み通りやってあげるわよ。あんたはこのシャボン玉で徹底的に痛みを与えて泣き崩れているとこまで見た後に殺してあげる。その時の表情を思い浮かべるともう、最高にいいわね」
「出来もしないこと語るよりはやくきなさい」
マエドは爆破された両手両足を異能で生やすと異能空間にあるシャボン玉を何個か連れオードに近づくとオードは
「無駄なことです。この空間はもうなくなりますから。異能解放」
オードが「異能解放」と言うとマエドの異能空間が崩れ去る。
「あ、ありえない!わたしの異能空間があなたの異能空間ごときにまけるというの」
「これこそが事実。そして君はここに入ったら最期、もう死は確定している。わたしの異能空間はザ・想像よ」
「・・・ダサいけどダサすぎて可愛く感じてきたわ」
マエドが笑顔で言うとオードはマエドのことなど無視してまるで作業をするかのように
「まずは両手両足をすごい勢いでかなりすごく捻りなさい。痛みがわからないくらいのスピードで」
「え?何言ってるの?そんなことするわけ」
マエドが喋っている間に急にマエドの両手両足はすごい速さでねじきれんばかりにねじれマエドはうつ伏せに倒れた。




