救い
「今当てたのは猛毒のナイフさ。もうじきその女は死ぬ。君達2人も即死させてあげるよ」
グンはバサラ、ジーノルドに近づき2人は死を覚悟した。その時
「遅れてごめん。バサラ、アザー」
グンの前に1人の男が現れアザーにナイフが当たってない状態にする。
「ちっ。まさかの面倒なやつがきたなー。お前が裏切るなんてな。コウロ」
グンは目の前に現れた男、コウロに言った。
「バサラ、アザー。あいつを倒してから話があるから。生きててよ」
「もちろんだよコウロ!むしろ傷を治して毒まで抜いてもらってありがとう」
「僕の異能はそんなんじゃないさ。傷は治せないし毒も抜いたりできない。ただあいつのナイフがアザーに当たらなかったことにしただけだよ」
コウロはアザーに言うとグンはイラつきながら
「僕は君のそのなかったことにする異能、マジにやりづらいから嫌いなんだよな。僕みたいにどりょくして真異能でここまで強くなった僕に対する冒涜にしか見えないよ」
「僻みかな?まぁいい。僕はもとよりお前やグリーズ、タヅルの奴らが嫌いだったよ。なんせ粗暴がすぎるし暗黒企業にいる時も態度が悪かった」
「そりゃどうも。僕も今の真暗黒企業は生きやすくて生きやすくて仕方ないぐらいにやりがいがあるよ!」
グンはコウロに向かって全身にナイフをとばすがコウロの異能でグンがナイフをとばさなかったことにする。
「ほんとめんどくさい異能だね!」
「お褒めにあずかりどうも。どうだい?僕の最高の異能は?お前如き簡単だよ。僕の異能空間で殺してあげるよ」
コウロはグンに言うとコウロは自分の体の前に手を出し、「異能解放」というとグンはコウロと共にコウロの異能空間に転移する。コウロの異能空間は背景が真っ白な異能空間だった。
「なんだぁ?この異能空間は。僕をどうする気かな」
「言っただろ。僕はお前を殺すことぐらい簡単だ。僕の異能は相手の行動をなかったことにできること。これは君の脳に伝わる。そして異能空間では」
グンは真異能を解除したかと思うと自ら腹にナイフを刺す。
「ごはっ!」
「これが僕の異能空間の能力、相手の行動を僕の思い通りにすることができる。生き返らせるとかそんなことはできないけど自決とかはさせることができるし、真異能は自分の集中能力がきれると自動でもとに戻る。ましてやまだお前も中途半端だったんだろ?グン」
コウロはグンに近づいて言うとグンは血を大量に吐きながらコウロをにらんでいた。




