参戦
「なめるなよ!この悪党!」
バサラは抵抗しつづけるが抵抗虚しくほとんどの攻撃をくらい、膝をつく。
「く、はぁはぁ。この俺が、こんな、ところ、で」
「君は弱い。それだけの話だ。でも勇敢に僕に立ち向かった君にご褒美で」
グンは手を前に出し
「異能解放」
グンは異能解放をつかい、グンの異能空間にバサラは転移する
「こ、こは」
「ここは僕の世界、無限のナイフが君を襲う世界さ。さぁ。死ぬ準備はできたかな?」
グンがいい、とどめを刺そうとするとグンの横から音の弾のようなものがとぶ。
「うおっ!」
「バサラ!大丈夫!?」
バサラのもとに近づいてきたのはジーノルドとアザーだった。
「なんでお前ら」
「俺っちも止めたんだけどよ。愛しの彼女がよ。行くっていうからさ。アザーが行くなら俺っちも行くのが普通だよ。でも危なかったぜ。ぎりぎり敵の異能空間に滑り込みで入れたぜ」
ジーノルドがグンに言うとグンは自分のコートについた埃をはらい
「なんだ君たち。死ににきたのかい?」
「死ににはきてないなぁ。俺っちがこの2人まもっからさ。バサラ先輩。あんたは少し休んでな。後は俺っちが引き継ぐ」
「ふ、ふふ。後輩にまもられる、とはな。俺も、まだまだ、修行がたりない、ってか。後は、まかせ、た」
バサラはそれだけ言い残すと気絶し、アザーがバサラを保護する。
「2回戦といこうぜ!コートの悪党!」
「地縛霊みたいな言い方すんじゃねぇよ。僕はグン・グズン。死にゆく前に覚えとけ!」
グンは異能でナイフを無数に飛ばしてくるがジーノルドは異能のマイシャウトで叫んでナイフの勢いを殺す。
「ほへー。声の異能か。ならさ。喉を潰せば簡単だよね」
「そうだな。喉を潰されたら終わりだし俺っちの異能空間はあんたには通じなさそうだ。だから最初から真異能を使わせてもらうぜ」
ジーノルドは一度深呼吸してグンに向かって叫ぶ。
「うぉらぁー!」
「ぐぅ!」
グンはジーノルドの叫び声をくらうとジーノルドは姿を変化させる。ジーノルドの背中には太鼓が6つほどつき、ジーノルドは手にバチを持っていた。
「オトノカミ」
「音の神?ぷぷぷ!ぷぷぷ!あははは!笑わせないでくれよ!音の神?だってお前如きがそんな」
ジーノルドは背中に生えた太鼓をバチで軽く叩くと叩いた衝撃でグンはかなりふきとびさらに体に5、6個切り傷がはいる。
「なっ」
「俺っちを舐めると痛い目にあうぜ」




