グン・グズン
「顔面陥没しとけ!」
バサラは男に殴りかかると男はいとも簡単に避けた後きている服からナイフを取り出し
「お前ははちのすになっとけや」
バサラは男が投げたナイフを全てよけたつもりだったがナイフは全てバサラに刺さる。
「な、んだ、と」
「どうだい?僕の異能はね、ナイフを作る異能、そして僕の作ったナイフは必ず当たるという異能だよ。やはり世の中自分で作ったものだけが信用できる。そうは思わないかい?」
「はん。名前も名乗らない外道に共感を求められても何も共感できないな」
バサラが言うと男は「これは失敬失敬」といい
「僕の名はグン・グズン。もとはオードの部下だった男だよ」
「オード学園長のもと部下か。なんで学園長を裏切ったんだ?」
バサラはグンと名乗った男に聞くとグンは
「それは僕のセリフだよ。オードはこの世の中で暴れていいというからやつの部下になったのに奴のやっていたことは僕ら悪人の管理。だからこそ僕はアーネ側についたんだよ。アーネは僕を自由にさせてくれるからね。もともと隊長なんて柄じゃないんだ。僕は僕さえ生きていればそれでいいからね!」
グンはまたナイフを投げバサラはそれをささる前にナイフの持ちてを握ってとめる。
「ひゅう!やるじゃん」
「俺はお前のような飄々とした奴は嫌いだ。戦うならもっと誇りを持って」
「誇り?何それ?そんなもん抱えながら戦っても楽しくないじゃん!戦いはさぁ!一方的に楽しく!愉快にやらないとな!」
グンはさらに追加でバサラにナイフを投げるとバサラはナイフの刃の部分を全て砕いてグンに接近する。
「わぉ!ワンダフル!」
「いちいち反応がうるさい奴だ。俺がもっとも嫌いなタイプだな」
「そんなつれないこというなよ。僕は結構好きだよ。君のその戦闘に対する真面目な精神、そして戦いに対する情熱?だったかな。それを感じられてるからグッドだよ。僕は馬鹿なやつほど大好きだからさぁ」
グンはナイフ片手に3本ずつ指の間に挟みながらバサラに斬りかかる。
「どうだい!これが6刀流だよ!ナイフだから刃の部分は長くないけどね。でもさぁ君の動きはとても遅く見えるからさ」
グンは斬りかかりながらバサラの隙を見てナイフを指の隙間からとばす。バサラはそれを体に何発もくらう。
「ぐぅ!」
「いいねぇ!もっと!もっとだよ!僕にその苦しむ表情を見せてくれ!君を、僕色に染めてあげるよ!」




