委員会決め
「モルクにも色々あったんだな」
「ええ。ですが私もマルの話を聞いていかに私が裕福に暮らしていたかを知りましたわ。これもやはり外に出て聞いたり見たりしなければわからないことですわ」
モルクはマルに言うとマルは
「人それぞれ色々ある。私はモルクがお金持ちの家生まれでも金のない人や人を馬鹿にするような人じゃなくてよかった」
「それについては反面教師というより兄達がそういう人間でしたので私が兄のようになりたくないからそうしているだけですわ。ショウ。体の痺れは治りましたか?」
「いや、まだだな。大丈夫だ。後は風呂に入って寝るだけだから。2人はもう風呂に入ったのか?」
2人は首を縦に振る。まぁもう寝る時間に近いからな。そんなもんか。俺も疲れたし体は痺れてるけどゆっくり入りながらあがったらすぐ寝るかな。
俺は2人に風呂に入ってあがったあと寝ると伝えると2人も先に寝ると言ってモルクとマルは先にそれぞれベッドにいき、俺は着替えを持って風呂場へとゆっくり向かった。風呂からあがったらベッドですぐに横になりそのまま眠った。
次の日の朝、俺が起きてベッドから出ると部屋のテーブルの上にモルクからの書き置きがあった。
今日はマルと訓練するから早めに出るか。じゃ俺はゆっくり学園に向かうか。
俺はゆっくりと着替えて、ゆっくり家を出てクラスに向かう。クラスに着くとギュウが
「お!おはよう。ショウ」
「おはようギュウ。朝から元気だな」
「まぁ僕のメンバー知ってるだろ。朝から元気にしてないとやってらんないよ」
あー。確かにあんな濃ゆいメンバーじゃ寮での生活も大変そうだ。なんとなくだがこきつかわれてるんだろうな。
「その点ショウは羨ましいよ。あんなべっぴんさんらと部屋が一緒だなんて」
「確かにきれいなことは認めるが女2人に男1人は肩身がせまいぞ?」
「それは僕や他の男達に喧嘩売ってるのかなー。まぁいいけどさ。寮のメンバーは運らしいからな」
ギュウと話している間にちょうどチャイムが鳴り俺たちは席に戻る。先生がクラスに入ってくると先生は
「おはよう諸君。今日は君達一年生が入学して最初の1週間の終わりの日だ。2日目からあんな訓練があったから疲れていると思うからゆっくり休むといい。それと今日は委員会を決める。1限目から委員会ぎめだから朝ホームが終わったらまずは学級委員から決めるぞー」
先生が言うと黒板に委員会を書いて言った。




