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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
真暗黒企業編 序

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報告

 俺たちはアモウが負傷した後すぐにアモウの異能でエンドレアス学園にまで戻るとアモウはそこで意識を失い、俺とモルクは肩をかしながらアモウを保健室にまで運んだ。


「マキちゃん!アモウを頼む!」

「あらあらショウ。慌てて誰を連れ・・・」


 マキちゃん先生はアモウの姿を見て黙る。まさかアモウが襲撃者だった時、すがたをみているのか?


「この人はしばらく安静にしないといけないわ。右肩が完全に破壊されてる。上手いことくっつくかどうか」


 みればアモウの片腕はなぜか斬れそうなくらいにちぎれていた。そんな、あいつに貫かれた際は穴が空いた程度だったのに。


「ここは任せなさい。それよりショウ。あなたは学園長室に行きなさい。オード学園長が待ってたわぁ」


 マキちゃん先生が俺に言うと俺はアモウをマキちゃん先生に任せてモルクと学園長室に向かう。

 学園長室に着くと俺はドアをノックする。

 コンッコン


「入りなさい」


 中からオードの声が聞こえると俺はモルクと学園長室に入る。


「あら。もう帰ってきたの。はやいわね」

「え?マキちゃん先生がオードが呼んでるって言ってたから」

「それは各先生達にショウが帰ってきたら私のところに来るようにと言ってあるから。それよりアモウ知らない?まだ私のとこに来てないんだけど」


 オードは書類に目を当てながら俺に言う。こいつ忙しいのに俺を呼んだということは何かあったわけではないのか?


「アモウなら来ないよ。今保健室で治療してもらってる」

「・・・え?」


 オードは書類にめをあてるのをやめ俺を見る。オードはアモウが治療を受けていると聞いてかなり驚いた様子だった。


「誰にやられたの?アモウは私が見込んだ男よ。そんじゃそこらのやつには負けるはずないし怪我をするほどの傷をおうこともないはずよ」

「アモウは、アクロバート大監獄の脱獄者と名乗るやつにやられた。たしか、ステルグ?とかいう名前だったな」

「ステルグ、か。まさかもう動き出しているとはね。まだ動かないとふんでいたけど。ショウ、あなた真暗黒企業の隊長各を1人倒したりでもしたんですか?」


 オードは俺に聞くと俺は首を縦にふる。そのあとマルの姿がないことに気づいたのか


「あらショウ。マルはどうしたの?」

「マルは敵にさらわれた。すまない。俺がふがいないせいで」


 俺はオードに言うとオードは真剣な表情で


「それはまずいわね。ショウ、そのことは私が考えるから今日は休んでちょうだい。疲れたでしょ。モルクもゆっくりしな」

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