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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
真暗黒企業編 序

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アクメスとボルゴレア

「ぐぼぁ!」


 血を吐きながら必死に立とうとするボルゴレアだが上手くたてずにいた。


「この、俺が、こんなとこ、ろで、ぇ。俺はまだ、生きなきゃいけねぇ、のによ。ちく、しょう」

「・・・俺の依頼は対象の護衛、お前が戦えないなら別に殺そうとも思わない」


 俺がボルゴレアに言うと拘束空間は崩れ拘束空間に転移する前の部屋に俺とボルゴレアは戻るとモルクは俺に抱きついてきた。


「ショウ!心配しましたわ!」

「ああ。心配かけて悪かったな。アクメス。そいつはもう動け」


 俺がアクメスに言う前にアクメスはボルゴレアに近づき


「いいざまだな。バカ息子」

「は、は。こんな、俺を、兄貴達を殺した俺を息子と呼ぶのか?」

「当たり前だ。確かにお前はあいつらを殺した。だがわしらもお前を殺しにかかった。だから別にいい。罪を償えばな」


 アクメスは倒れているボルゴレアの手をとろうとすると部屋の窓が勢いよく壊され、そこから狐のお面をした人が俺たちの前に現れ


「隊長は返してもらいますコン。ショウ・マスラギ。またいずれお会いしましょうコン」


 それだけ言うと狐のお面をした女は去っていき部屋には俺たちだけがのこされた。


「アクメス。すまないが俺とモルクは仲間の確認に行きたいから少し離れてもよろしいか」

「ああ。ありがとう。私も嫁を探すよ」


 俺は一旦そこでアクメスと別れモルクとマルのもとに向かった。




 ショウたちの前からさらわれたボルゴレアは


「なんのつもりだ。俺を、隊長と呼ぶなど。社長、の腰巾着、どもが」


 ボルゴレアは狐のお面の人に言うと狐お面の人はボルゴレアの腹部を担ぎながら刃物で刺す。


「ぐぉぉ」

「ボルゴレア・ボルゴ。愚かな男コン。ちゃんとアーネ様の命令通りにしていれば生かされていたものを」

「は、は。俺は、必要な、人材だから、殺され、ぐぼぉ!」


 狐のお面をした人はさらに深く腹部に刃物を刺した。


「こんなことされてる時点でまだそんなことが言えるとは。流石はバカコン」

「馬鹿、って言う、やつの方が、ば、か」


 狐のお面をした人は誰もいない路地裏にまで天井を歩きながらボルゴレアを担いでいくとてきとうな路地裏でボルゴレアを下ろし


「お前はもう用済みらしいコン。ただエンドレアス学園に捕まると厄介だから始末してこいと主人に言われたコン」

「う、そだ。アーネが、俺を、みすてるわ、け」


 ボルゴレアがそこまで言うと狐のお面の人はとどめにボルゴレアの顔面に刃物を刺しボルゴレアにとどめを刺した。


「ほんと馬鹿な男コン」


 狐のお面をした人はそこまで言うとボルゴレアの遺体をゴミの山に放置し、その場をさった。

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