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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
真暗黒企業編 序

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マルVSクミサキ

「私はマル。マル・マスル。とりあえずしんどけ」


 マルはクミサキに近づくとクミサキの腹部の服に触れて爆発させる。


「ほう。爆発の異能か。なかなかよいではないか。だがその程度でこの我の倒せると思うなよ!」


 クミサキは片腕に持っていた刀をマルにふるい、マルはクミサキの攻撃を避ける。


「そんなふり当たらない」

「よう言うな。だが我はそういう相手に当てるのが得意なんよ!」


 クミサキは避けたマルに対し高速で刀をふるい、マルはギリギリのところでクミサキの攻撃を避ける。


「お前の攻撃。当たれば負けなきがする」

「よくわかったなぁぬし。我の異能は剣や刀といった刃物の武器で攻撃した際、防御されてもそれは必ずふりきれる異能。つまりは完全なる切断よ。どれだけ防御力が高かろうと我の前では意味をなさない。さぁ頑張って避け続けるといい!」


 クミサキはマルを刀で連続で斬りつけてくる。ボルゴ家の車を最初は縦にしていたがものの数秒でバラバラになり、マルはクミサキの攻撃の隙を見ながらも攻撃する。


「いつまで避けられるかな!マル!」

「お前如きにはやられない。それに時間もないし早く済ませよう。異能解放」


 マルはクミサキに対し異能空間をつかう。


「ほう。ぬしは異能解放がつかえたのか。これは少々なめ過ぎていたようだ。隊長からはショウ以外はほとんどオマケだと聞いていたからな」

「なんだそのいい方。それだと私達が来るのがわかっていたみたい」

「みたいというか予想だな。ぬしらのとこの動きは大体把握しておるのだよ。真暗黒企業はな。だいたいはいかせてもショウ・マスラギは必ずいる。我が社の社長がそう言っていたからな」


 クミサキはマルに刀をふりおろしながらいうとマルは


「なるほど。私らは舐められていたということ。よーくわかった。ならお前を殺して証明する。現在のエンドレアス学園生はほとんどがショウにはかなわなくてもお前のようなやつになら勝てるということを」

「抜かせ!これでしまいだ!」


 クミサキが刀を下ろした瞬間にマルは刀をとめるために手を刀の前に出す。


「バカめ!手で塞ぐのは無駄だと」

「バカはお前。この異能空間は私の世界。ならばわかるな?」

「この異能空間と我の異能に関係性など何一つないわ!そのまま死ねい!」


 クミサキが刀をふりおろしたマルの手は切断されたかと思えば逆に刀が爆発で刃先が粉々になっていた。

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