ボルゴレアのその後
「そ、そんな。その、そんなこと言われたの初めてで照れてしまいます。私道場でもなんか近づき違い目で見られていたので脳筋とかと思われていたんじゃないかなと」
キリさんが俺とペロちゃんに言う。ペロちゃんはキリさんの照れている顔を見て悶えながら「可愛いー!」と言いながらキリさんに抱きつく。
俺はその道場で近づきたがい目で見られていたのは多分キリさんが綺麗で誰も近づけなかったからだと思うぞ。
「私ショウちゃん送ってからキリちゃんお持ち帰りしてもいいかしらー?」
「だめですよ。ペロちゃん。それにペロちゃん。なんか目が、怖いので、キリちゃん、になんかしそうで、怖いです」
事実、すごいペロちゃんの目がギラついてる。キリちゃんはずっともじもじ照れてるので身の危険を感じていないのかただひたすら照れていた。
「キ、キリさん、帰り、ますよ。送り、を、お願い、します。ペロちゃんに、キリさん」
「任されました!ショウちゃんはこのペロちゃんと可愛い可愛いキリさんが送ってあげましょう!」
ペロちゃんが胸に手を当てて言うとキリさんはまた照れている。可愛いって言われるのに耐性がないのか?昨日のメンバーみれば確かに可愛いとか言う人はいないかもしれないが。クラスの人らもキリさんの可愛さよりも力?の方を見ているようだしな。勿体ない。
俺は2人の肩をかりながら寮の部屋へと送ってもらう。ちなみにボルゴレアに関して聞くとペロちゃんが
「あー、あの卑怯者ならある人に任せたから大丈夫よー。気にしないでいいからね」
ペロちゃんは俺に言った後、俺は寮の部屋に無事に送られてキリさんが玄関に俺を置いて行くとマルとモルクがで迎えてくれた。
ショウが無事にペーロス達によって送られたころ首から下は氷漬けにされていたボルゴレアは
「くそ!くそくそくそ!氷の魔女め!いつか必ず蹴落としてやる!」
「そんな日はもう2度と来ない。君はやりすぎたんだよ。副会長」
ボルゴレアのもとに白い髪がショートのメガネをかけた普通くらいの体型の女性が現れる。
「て、てめぇは風紀員のアカネ・カザマツ!」
「そうよ。私がアカネよ。ボルゴレア・ボルゴ。あなたはやりすぎました。これ以上のおいたを見過ごすことはできません」
「ふ、ふざけるな!誰に向かって言ってやがる!俺はボルゴレア・ボルゴ!3年生で生徒会副会長にしてこの学園には俺の家ボルゴ家からも金を投資して」
「そう。あなたは金を投資しているからまだ自由が許されていたわ。あなたの、ボルゴ家はかなりの資産家ですから。ですがあなたがすごいわけではありません。あなたのやりすぎ行為はあなたのお父さんあってのものです」




