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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
5章 アクロバート大監獄編

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今後

「さて。過去にあったことはだいぶ話したし今からは今後の話ね」

「お、おう。急に今の話に変わるんだな」

「あなたのことはある程度知っておけばいい。そのうち思い出すでしょ。それよりも今はもっと大事な時期よ。早急に動かないと何をされるかわからないわ。アーネはアクロバート大監獄の選りすぐりの死刑囚も仲間にしたから。あとNo.1と呼ばれている私達よりも強いNo.もね」


 あの野郎そこまで。なら確かに今は俺たちの話より現実的な話をしないとな。


「まずはこの学園を建て直し異能を伸ばす訓練をしてもらう。教えるのはゼムとショウ、あとキーラよ」


 え?俺も?俺まだ一年生なんだけど?


「今は学年のことは気にしている場合ではないわ。そしてまずは3ヶ月を訓練のめどにしそのあとランク戦を行います。そしてランク戦の順位をもとにチームをわけなおしアーネ率いる真暗黒企業攻略班とエンドレアス学園防衛班に分けます。ランク戦も大体3ヶ月をめどにします。内容は異能解放取得の訓練をしている間に私が考えておきます」


 オードはそこまで言うと俺を指差した後


「話は終わりです。あなたは後は少し休みなさい。なんなら私の膝の上で寝ていても構いません」


 真顔でポンポンと自分の膝を叩くオード。こいつは急に何を言っているんだ?


「いや悪いけど部屋で休」

「ここに良い膝がありますよ。枕にするにはちょうどいい膝が。膝好きでしょ?ショウ」


 なんか膝フェチ扱いされてるんだが別に膝好きなわけではないんだが。横では腹に手を当てながらゼムが大笑いするのを必死に堪えている。どんだけ面白がってんだよ。しかしまぁめんどくさいしな。ここは甘えておくか。

 俺はソファーに移動したオードの膝の上に頭をのせ横になった。オードに頭を撫でられ気恥ずかしかったがしばらくすると俺は眠っていた。




 ショウ達が学園長室で話している頃アクロバート大監獄から逃げたアーネ達は真暗黒企業の人員獲得に励んでいた。


「なぁ。コウテー。なぜ俺たちがこんなことをしなきゃいけねぇ」


 ボルゴレアは人材確保のためにアクロバート街の人気のないところをコウテーと歩きながらきく。


「そんなこと俺が知るかよ。俺たちは大将の言う通りに動いてりゃそれでいいんだよ。そうすれば俺は俺の目的を果たせるからな」

「確かにそれもそうだな。いくらアクロバート大監獄でいい奴らを確保したとはいえこういうひと気のない場所にもいい奴らはいそうだしな」

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