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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
5章 アクロバート大監獄編

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オードの目的

「私達は体をいじられた成功作。成功作はNo.入りし最低でも100人?はいたかしら」


 No.ってやつが100人も?それは数が多くねぇか?


「そして私達のような完全成功作はハイブリッドNo.と呼ばれた。No.10からしたの奴らは身体能力だけはすごいが不老の実験の際に体が耐えきれず精神がほとんど壊れた私兵のようなもの。もうほとんどは存在してはいないけどおそらくまだ生き残っているわ。私の目的はそれの排除でもありあなたの居場所を作るためにあの企業をたちあげた」


 へー。ご立派な考えだな。No.の成れの果ての始末と俺のため。ん?俺の為?


「何で俺の為?俺は関係ないだろ?」

「関係あるのよ。私の立ち上げた暗黒企業はあなたを社長にするつもりでいたから。そして黒い噂は全部私が引き受けてアモウ達にショウを任せようと考えていた」

「いやいや何で俺を社長にしたいのよ。確かに良い企業に入って平凡的な生活が俺の理想だが」


 俺はオードに言うとゼムが「はぁー」とでかいため息をつきオードが


「私はずーっとあんたのことを好きだったからよ。ショウ・マスラギ」


 ・・・は?


「あなたは覚えてないかもしれないけど正直昔はあんたはいけすかないやつだと思ってた。気の利いたことはしないし自分のことしかしない。それにアホみたいな話ばかりしている。本当に男なんてくだらない生き物だと思ってたわ。でもとある任務であなたの印象は一気に変わったわ。私のことを助けてくれた任務から。その時から私の生きる目的はあなたに尽くすこと。そう決めたのよ」


 覚えてないのにそんな慕われていたとは。っていうか昔の俺はそんなにバカ発言ばかりしていたのか?


「あの頃は楽しかったぜショウ。お前とはめちゃめちゃ息があってなぁ。いつも騒いでたもんだ。そうでなきゃあんな任務に耐えれたりはしなかったからな」


 ゼムは俺に対しいう。昔はそんな最悪の環境だったのか。


「だから私はアーネにあなたをさらわれた時は心底後悔したわ。今あの時の人で生きている研究者は大監獄にいたあのクソ野郎だけよ。あいつ。私がせっかく利用してあげていたのにアーネのやつにつくなんて。ベルベは絶対に殺すわ」


 ベルベか。奴らといた白衣を着た博士?っぽいやつだったかな。


「ベルベ・ベルスっていう男はね異能強化の最先端にいた研究者。だから私達はやつを生かしたというのに」


 やつを生かしたとか俺がさらわれたとか一体いつごろの話をしているんだ?

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