真暗黒企業
「アマスは俺たちは鍛えるべきだと言っていた。俺以外の奴らはアーネの、ボルゴレア達にも敵わないと」
俺はペロちゃん達に言っている間にオード、戦いが終わったアモウが近づいてきて
「そんな悠長なこと。言ってられないわ。奴は力をつけた。ならすぐに動くはず」
「せやで。でなけりゃわいらに正体あかしたりしいひんやろ」
オードとアモウは俺たちに言うがそんなことを言われても知らんしなぁ。俺がそんなことを思っていると俺たちの頭上に急にモニターが現れ
「あー、あー。マイクテスマイクテス。これもう繋がってる?」
「繋がっているよ。アーネ様」
モニター越しにアーネの姿がうつり、アーネは「ごほん」とひといきおいたあと
「はじめまして。私の名前はアーネ・クロイツ。真暗黒企業の社長です。私達は新たな企業の真暗黒企業を設立します。会社の方針はこの社会を一度崩壊させ新たな秩序をつくることです。そして私達の企業はまともに会社に入れない異能使いを採用します。共に新たな世界を作るために破壊活動を楽しみましょう」
それだけ言うとモニターは消え、アーネの姿も消える。
「今のをみた限り確かにすぐには行動に出なさそうね。ならば早めに行動しないと」
オードはボロボロになりながらも立ち上がりながらアクロバート大監獄の階段を上がろうとする。
「まちいや。わいらもう帰るとこないんやで社長。どうするきや?」
「そんな、ことはあとから考えれば」
オードは階段を登る途中で足をとめるとアモウが
「ならエンドレアス学園にいかへんか?社長学園長しいや」
は?アモウ。お前何言ってやがる!?
「エンドレアス学園は異能使いのすごい奴らが集まるとこや。だから鍛えるならあそこの方がええ」
「・・・それは、いいおさそいだけど、学園は私達を許してくれるのか?私達は学園を襲った張本人よ」
「大丈夫や。社長は関係ない。全部わいのせいにしとけばいい。わいは幸いの学園やと死んだ存在や。だから安心して行くとええ」
アモウが勝手に話を進めているがいいのかみんな?
「あんたが学園長になればあたしらを鍛えられるの?」
戦闘に全く参加できず自分を不甲斐ないと思っていたのかモルクがオードに言う。
「・・・当たり前よ。私が学園長になれるならあなた達を強くしてあげる。私の将来のためにアーネの存在はもはや邪魔でしかない。だからこそ学園長になれるなら全力をつくすわ」
オードは俺たちに対し覚悟のある目で見つめてきた。




