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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
5章 アクロバート大監獄編

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炎炎ノ世界 2

「待ってくれ。学園長。僕は死ぬ前に奴らに話すことがある」


 アマスが黒こげの人に言うと黒こげの人はその場で止まりアマスが俺たちに近づいてくる。


「アマスが近づいてくるぞ!かまえなくていいのか?」

「安心しろ。罪を受け入れたものはここで燃え尽きて死ぬことは決定している。この世界は苦しみの空間でもあり救いの空間でもある。ほら見てみろ」


 キーラの指差した方向を見るとアマスの足は既に黒焦げに燃えていた。あいつなんで黒こげの足で


「この空間では俺様がルールだ。だからこそ足だけ黒こげにしてやつをこちらに向かわせた。やつが俺様たちに攻撃しようとするなら一瞬で灰になる。あの足は契約のようなものだ」


 キーラが俺に言うと確かにアマスは攻撃しようとする素振りはみせない。


「見事だよキーラ。正直君をなめ過ぎていた。まさかこんな異能空間がつかえるだなんて」

「そうだな。俺様もお前のことめちゃくちゃなめていた。しかしなぜだ?貴様俺様の異能空間を壊そうと思えば壊せたはずだ。貴様の真異能で」

「そこまでわかっていたか。確かにこの空間を壊そうと思えば壊すことはできた。だがキーラ。君の異能空間のおかげで僕は僕の罪のせいさいがが出来そうだよ。僕は学園長に恨まれていないかもしれないが学園長には僕を殺す権利がある。それに僕は君らが、あのアーネ・クロイツに通じるかを見たかった。正直ショウ以外は相手にならないと思う」


 アマスは俺とキーラに言うとキーラは


「俺様でも勝てないのか?」

「ああ。僕の知る限りボルゴレアもコウテーももはや学園にいた時とは全然違う。アーネに拘束されてから奴らはひたすら異能を伸ばす特訓をしたらしい。僕はあの異能博士とやらに薬を飲まされてそれで異能空間、真異能を使えるようにはなった。ただ使い続ければ体は崩壊する。真異能は実力で身につけなければ身体は耐えきれないようにできている」


 真異能にはそんなリスクもあるのか。ちなみに俺は使えるのか?


「残念ながら我にそのような概念はない。むしろ貴様の異能空間じたいつくるのも面倒だった。我が貴様にあわせてきゅうごしらえでつくったのだからな」


 え、俺の異能空間お前が作ったやつなのかよ。


「無論だ。でなければあんな弱すぎる異能空間になるかよ。正直貴様の異能空間はオール異能キャンセラーだな。この前のあの異能空間を破壊したあれな」


 いやいやいや。あれの方がしょぼすぎねぇか?

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