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最弱ランクの異能使い〜Dランク異能でも最強な件〜  作者: アークマ
5章 アクロバート大監獄編

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アマスの異能空間

「無茶しやがって。ま、助かったさかい今回は不問にしたるわ。しばらく休んどき」

「あ、ああ。そうさせってもらうわ」


 アモウはスバルスを空間に隠した後気絶しているアリサも空間に隠した。




 アモウがアリサと戦っているであろう時俺たちはアマスとむきあっていた。


「ショウ、ペーロス。お前らはここで殺す。僕にはもうその道しかない。僕は取り返しのつかないことをしたから」

「俺はお前が何をしても許すさ。アーネのやつに記憶操作されてやったことなんだろ?でないとお前があんな奴のそばにいるとは思えない」


 俺がアマスに言うとアマスは「ふっ」と諦めたような顔で


「許す?ありえないな。僕は本当に取り返しのつかないことをした。学園長は僕がいなければ生きていたかもしれないのに」


 アマスがいなければ死んでなかった?ということはアモウのやつは学園長には何もしなかったのか?


「どういうこと?あんた如きが学園長に勝てるとは思わないけれど」


 ペロちゃんがアマスに言うとアマスは


「確かに僕如きの異能じゃあの人に学園長な勝つことなんてできない。僕は弱っている学園長に不意をつくようにとどめを刺しただけ。だから僕はもう君たちとは歩めないんだよ」


 アマスは俺たちの前に手を出すと


「異能解放」


 アモウ達以外の俺たちを全員異能空間に閉じ込める。


「イトノセカイ」


 アマスの異能空間は空間全体に糸が張り巡らされていた。


「この異能空間から逃げられるとは思わないことだ。僕の異能空間では僕はどんな糸でも操れるしどんな糸にでも変えられることができる」

「たかだか糸如き、私が凍らせてあげるわ!」


 今のペロちゃんは真異能を使っている状態、アマスの異能解放如きで止められるはずが


「残念だけど糸で防ぐことができる。氷如きならな!」


 アマスは自らの体の前に糸を固めたものをおき防ぐ。


「氷耐性糸。これなら君の氷を完全に防ぐことができる。そして」


 アマスは手からきれあじの高そうな糸をペロちゃんに向けて放つ。ペロちゃんは防ごうとするがあれは防ぐのはだめだ。避けないと必ず死ぬ!


「ペロちゃん!その糸はだめだ!避けるんだ!死ぬぞ」

「ショウちゃん大丈夫。この程度の細い糸如き」

「馬鹿野郎が!」


 ペロちゃんを突きとばしキーラが代わりに糸の前に立ち糸を燃やし尽くす。


「残念ながらまんをきしてその糸は熱耐性を持つ糸だ」


 キーラの炎の異能は通じずアマスの糸はキーラの脇腹をえぐった。

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